近年、日本国内でも地震、台風、水害や火事といった
災害が起こっており、いつ誰が遭遇するかわからないものです。
親類、友人、知人などが災害に合うことがあるかもしれません。
そういう時には、お見舞いをしたいものです。
お見舞いをするときの相場や熨斗はどのようにしたらいいのか
知っておきましょう。
目次 (クリックできます!)
・災害のお見舞いを現金でするなら相場はどのくらい?
災害は突然起こるので、もしも親類や知り合いが遭遇すればお見舞いは
どのようにしたらいいのか戸惑うことはあると思います。
災害見舞いを現金でする場合の相場について
ぜひ目安にして下さい。
相場は、3,000円~10,000円です。
友人・知人・恩師・・・5,000~10,000円
職場関係・・・3,000~5,000円
隣人や近所・・・3,000~5,000円
親類・・・30,000~
あくまで無理のないように相手にも気を使わせないように
したいものです。
※ 本来なら、目上の人に対して現金でするのは失礼にあたりますが
災害の時は現金でしても構いません。
する時期ですが、しばらくして相手が落ち着いた頃を見計らって
しましょう。
【関連記事】
・ 水害見舞いの相場、封筒の種類と書き方、渡すタイミング
・ 水害見舞いでのし袋の書き方、お金を入れる向き、かける言葉
・品物でするなら何がいいの?
もしも知り合いが災害に合ったと知ったら、近くなら
駆けつけてできるだけ援助を申し出たいものです。
その前にまず相手の安否を確かめましょう。
品物でするなら、当分の生活に役立つ物(例えば、タオル・ティッシュペーパー・
日持ちのする食料品・毛布・衣類など)が最適です。
【関連記事】
・ 水害見舞いにふさわしい品物、のしの書き方、渡すタイミング
しかし、あちこちから援助物資が届いているとかえって迷惑になることが
あるので、事前に相手に聞いておく方が確実です。
※ お見舞い品を直接持参する場合ですが、あれこれと立ち入った質問は
控えましょう。
災害直後というのは、精神的にも打撃を受けているものです。
品物でするなら、 災害後すぐ が助かります。
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・災害見舞いの熨斗はどうしたらいいのか?
災害見舞いの品を直接持参する場合は、熨斗は不要で簡素な包みにするのが無難です。
表書きは『御見舞い』とします。
また現金でする時も、熨斗は不要で半紙か白で柄の入っていない封筒に入れます。
表書きも同じく『御見舞い』とします。
現金を直接手渡す場合でもきちんと封筒に入れてするのが
礼儀です。
※ 特に火災見舞いをする場合は、左側に赤い帯の入った封筒や
紅白のものは避けましょう。
赤が入っていると、火を連想するからです。
【関連記事】
・ 火事見舞いのお金の入れ方、封筒の表書きと裏書、のしはどうする?
・まとめ
親類や友人、知人が災害に遭遇したと知ったら、すぐに
援助をしたいものです。
近くなら、紙類・食料品・衛星用品・衣類などの生活用品を
お見舞いとして持参するのが良いです。
その際には、立ち入ったことを聞いたりするのはマナー違反です。
災害見舞いを物でするなら災害後すぐに、現金なら落ち着いた頃を
見計らってしましょう。
物でするにしても現金でするにしても熨斗は不要、現金なら半紙に包むか
あるいは白の無地の封筒に入れましょう。
因みに災害見舞いのお返しは不要です。
でもお礼の電話か手紙はきちんと出すようにしたいものです。