親族や友人が入院したらお見舞いに行きたいけど、日柄って配慮しないとダメなのかと気になりませんか。
お見舞いに行ってもいい日とNGな日柄って知っておくといいでしょう。
日柄(六曜)にこだわる人はいないとも言えません。
お見舞いと日柄についてお話していきます。
また、災害見舞いの場合はどうなのかも合わせてお伝えします。
目次 (クリックできます!)
・お見舞いに行くのに日柄は配慮するべき?
日柄は六曜とも言われ、大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅のことですね。
よく結婚式の日取りを決めるときに聞くことが多いですね。
お見舞いも日柄を選ぶのがマナーです。
お見舞いに行くなら、「大安」か「先負」の日です。
先勝は午前中は吉とされているので、午前中のお見舞いならOKです。
先方のご家族に都合を聞いてからにしましょう。
仏滅は避けるべきですね。
六曜の意味
六曜の意味についてそれぞれお伝えしていきますね。
・大安(たいあん)
大安吉日と言われ、六曜の中でも最も縁起の良い日とされている。
終日、吉で何事にも良いとされている。
結婚式によく選ばれる日ですね。
・友引(ともびき)
「友人を幸せに導く」と言われ、結婚式などのお祝い事には吉。
また「友人を冥土に引く」とも言われ、葬式は不吉。
11時~13時以外が吉とされている。
・先勝(さきがち)
午前中が吉で、急用・勝負事がうまくいく。
午後からは不吉。
・先負(さきまけ)
午前中は不吉、午後からは吉。
平静にしているのがいいとされている。
・赤口(しゃっこう)
悩み事が多く、赤から連想される火事や事故につながることは避ける。
11時~13時のみが吉、それ以外の時間帯は不吉。
祝い事は縁起が悪い。
・仏滅(ぶつめつ)
「仏も滅びる最悪の日」とされ、弔事以外のことは控える。
終日不吉。
・お見舞いに友引や赤口に行くのはいいのか
まず友引に結婚式を挙げることはありますが、お見舞いはNGです。
友引には、「凶事友を引く」という意味があり、病気の原因となった病悩が見舞いに来た人にもうつると考えられています。
お見舞いをする方もされる方も六曜に無関心という場合もあるかと思いますが、される方は友引の日はお見舞いを断るべきです。
赤口もお見舞いはNGです。
赤口の「赤」は流血を連想させるからです。
この日は11時~13時は吉とされるものの、大凶日で仏滅を超えると言われています。
・災害見舞いの場合も日柄は配慮が必要なのか
災害は突発的に起こるものです。
地震、台風、洪水、火事はいつ起こるかわからないものです。
災害の場合は、日柄よりも被害に遭った方を見舞うことを優先したいものです。
親族、知り合い、友人が災害に遭ったことを知ったら、まずその相手に連絡を取って安否の確認をします。
安否確認ができたら、何よりもお見舞いをしましょう。
・まとめ
入院病気見舞いは大安、先負、先勝の午前中にするのがマナーです。
それ以外の日柄にお見舞いに行くのはNGです。
災害見舞いをする場合はこの限りではありません。