自宅が火事になったらいろんな人からお見舞いをいただくと
思います。
火事の後というのは取り込んでいるし、お見舞いをくれた人への
お礼状はいつ頃出したらいいのか困惑することでしょう。
お礼状を出す時期をお伝えします。
また、お礼状の文例もご紹介します。
火事見舞いのお返しはするべきなのかについてもお話しします。
目次 (クリックできます!)
●火事見舞いのお礼状を出す時期
自分の家が火事になったら親戚・友人・知人などからお見舞いをいただくこともあるかと思います。
火事の直後だと後片付けや今後の生活を立て直すことで忙しく
していることでしょう。
とりあえず、お見舞いを下さった方の名前を控えておくことです。
後片付けがひと段落し、生活のめどがつき始めて少し落ち着いた頃に
お礼状を出します。
●火事見舞いのお礼状の文例
火事見舞いをいただいたお礼状には、まずは感謝の気持ちを伝えることが大切です。
それから今後の生活の見通しを報告するといいでしょう。
自分が災害に遭ったときに助けてくれる人がいるということは
本当にありがたいですね。
心配してくれた方々に応えることが大切です。
それではお礼状の文例をご紹介します。
思いもよらないことでご心配をおかけしました。
お陰様で後片付けもひと段落して、徐々に生活を
取り戻しつつあります。
まだ時間はかかると思いますが、前向きに頑張って
行こうと思います。
また落ち着きましたら、ご報告いたします。
ありがとうございました。
温かい励ましの言葉で前向きになることができました。
突然の火災で家屋は全焼(半焼)しましたが、家族全員が
無事だったのが何よりも幸いでした。
これから再建に向けて家族全員で精進して参ります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
まずは心から御礼申し上げます。
●火事見舞いのお返しは必要?
火事見舞いをいただいても基本的にお返しは不要です。
何よりも早く立ち直って元気な姿を見せたり、感謝の気持ちを込めたお礼状が
お返しになりますので品物でのお返しは必要ありません。
自宅を再建できた時には、お見舞いを下さった方々を招待して
軽食でもてなすのがお返しとなります。
ただ、近火見舞いをいただいた場合は「近火見舞御礼」としてお菓子や石鹸などの
日用品をお返しとして贈ったらいいでしょう。
この場合の熨斗紙は、五本結びきりにして「寸志」と表書きをします。
災害後の落ち着いた頃に贈ります。
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●まとめ
もし自宅が火事になってお見舞いをいただいたら、落ち着いた頃に
感謝の気持ちと今後の見通しを兼ねてお礼状を出したいものです。
火事見舞いは病気見舞いとは違って品物でのお返しは不要です。
何よりもお礼状や元気でいることを伝えるのがお返しです。
自分が不幸にして災害に遭った時に助けてくれる人がいるのは
心強いですね。