近火見舞いをするなら目安となる金額はどのくらいなのでしょうか。
どんな封筒で書き方、のし、どこまでの範囲で
すればいいのかについてご説明します。
また、近火見舞いと火事見舞いはどう違うのかについても
まとめました。
目次 (クリックできます!)
・近火見舞いの金額の相場
まずは「近火見舞い」と「火事見舞い」との違いについてご説明します。
「近火見舞い」は「きんかみまい」と読みます。
近火見舞いとは、近所で火事が発生したが直接火元になったわけではなく
被害もなかった場合のことです。
火事見舞いは火元となった場合、よその家の火事から燃え移った場合は
類焼見舞いとなります。
近火見舞いの金額の相場は3000円~5000円で十分です。
やはり火事や類焼に比べて被害が小さいということで
火事見舞いをするときの金額の最低ラインと考えてOKです。
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近火見舞いをするタイミング
先方の近所で火事が発生したと知ったらできるだけ早く持参するのがいいでしょう。
遠方の場合はまず先に安否を気遣う電話やメールが必要です。
その後に現金書留で送ります。
※ 直接の火元となった場合は何よりもお見舞品を渡したり
お手伝いを申し出ます。
この場合のお見舞金は落ち着いた頃でも構いません。
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近火と言えども避難をしたり、燃え移ってくるのではないかと不安で
いっぱいになったりで心身共に疲労しているものです。
・近火見舞いをするときの封筒やのし
近火見舞い金を入れる場合も火事見舞いと同様、
郵便番号枠のない白い封筒を使用します。
左側に赤い線の入った封筒はNGです。
のしや水引も付けません。
封筒の書き方
封筒の表書きは「近火御見舞い」または「御見舞い」とします。
下の段に自分の名前をフルネーム、薄墨で書きます。
お金の入れ方と封筒の裏書は↓の記事をご参照下さい。
⇒ 火事見舞いのお金の入れ方、封筒の表書きと裏書、のしはどうする?
・近火見舞いはどこまでするの?
被害のなかった近火見舞いはどのくらいの範囲までしたらいいのか
迷うところではありますが特に決まりはありません。
火元となった家の近くの人と知り合いだとか付き合いはないけど
挨拶ぐらいはする関係なら、したらいいのではないでしょうか。
あくまでも気持ちの問題で、親しくもないなら無理してする必要も
ないのでは。
・まとめ
近火というのは被害はなかった場合ですので
お見舞金も最低限で大丈夫です。
封筒も火事見舞いと同様に白い封筒、のしと水引は不要です。
被害はなかったと言っても先方は避難したり、不安なんかで精神的には
ダメージを受けているので思いやりの気持ちを持つことが大切です。