子供はよく蕁麻疹が出たりします。
その原因はいろいろとあると思いますが、ストレスも
関係しているのでしょうか。
中には子供が蕁麻疹を繰り返すということもあります。
子供の蕁麻疹とストレスの関係、受診する必要はあるのか
再発予防するにはどうしたらいいのかについて
見ていくことにします。
目次 (クリックできます!)
・子供の蕁麻疹はストレスも原因になる?
子供のじんましんは突然なることが多く、
お父さんお母さんはびっくりするかもしれません。
蚊に刺されたような痕がたくさん表れ、痒みがあって
掻くことによって広がって地図状になることがあります。
原因は多数あるのですが、子供も大人と同様に
ストレスや疲れが蕁麻疹の原因になることがあるのです。
いわゆる心因性蕁麻疹ですね。
子供だって物事がうまくいかない、親の対応の仕方に
不満があったり、イジメなどが原因でストレスを
感じていることがあるんです。
よく子供が蕁麻疹を繰り返すという悩みをお持ちの親御さんが
おられますが、子供だとまだ免疫力が弱かったり疲労なんかが
原因だと考えられます。
ストレス以外の原因
もちろん、子供のじんましんの原因はストレスだけではありません。
他にはどういう原因があるのか挙げてみました。
・アレルギーによるもの
アレルギーの原因となるアレルゲンが反応します。
そのアレルゲンとなるのが食品(卵、牛乳、海鮮類、さばなど)や
薬品や化学繊維、ハウスダストなどが該当します。
アレルギー性蕁麻疹ですね。
・環境の変化によるもの
熱いお風呂に入ったり、ストーブに当たり過ぎたりといった
急な温度の変化によって蕁麻疹が出ることがあります。
温熱蕁麻疹ですね。
それとは逆に急に冷たい風にあたったりしたときに表れる
寒冷蕁麻疹もあります。
また強い日光に当たると、蕁麻疹を発症することがあります。
・汗によるもの
自分の汗が皮膚を刺激して、蕁麻疹が出ることがあります。
コリン性蕁麻疹です。
これは子供の方が汗をかきやすいので、大人よりも
多いです。
・子供の蕁麻疹で受診のタイミングは?何科?
子供のじんましんは突然出て、自然に消えていく場合が多いです。
しばらく様子を見てみます。
もし、なかなか治らなかったり繰り返すようでしたら
受診をお勧めします。
蕁麻疹だけなら皮膚科、それ以外に発熱などの症状があれば
小児科を受診します。
小学校の高学年以上でしたら、小児科ではなく内科でも構いません。
・子供の蕁麻疹 再発予防するには
まず子供にストレスが溜まらないように
日頃から子供の話を聞いたり、十分な睡眠時間を確保します。
その上でアレルギーによるものなら、その原因となる食品や物を
排除、お風呂はぬるま湯、寒い時期なら防寒をしっかりと
してあげましょう。
衣類は汗をかいていたら、まめに交換します。
・まとめ
子供が蕁麻疹になる原因にはいろいろと
ありますが、子供とよく会話したりで理解を深め
ストレスが溜まらないように心のケアが大切です。
子供であってもストレスによる心因性蕁麻疹のことも
あります。
また子供にアレルギーがないかどうか病院で検査して
食品やハウスダストなどに対する反応の有無は
チェックしておくといいですよ。