冬も深まってきました。
日本国内でも地域によって気温の差はありますが
「大寒」とはいつからいつのことを言うのでしょうか。
挨拶状にも「大寒の候」って使いますね。
大寒の時期や意味、縁起のいい食べ物について
まとめました。
目次 (クリックできます!)
・大寒とはいつからいつまでのこと?
まず大寒(だいかん)とは、1年じゅうで最も寒い時期のことを言います。
大寒は二十四節気(にじゅうしせっき)の第24節目に当たり
太陽暦の1月20日ごろに始り、立春(2月4日ごろ)の前日までの約15日間が
大寒の時期になります。
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、冬至を起点に1太陽年を24等分して
概ね15日ごとに設定されています。
つまり、1月20日頃~2月3日までが大寒の期間ということになります。
1月20日が「大寒の日」になります。
「大寒の候」とは「1年間で最も寒い時期になりましたね」という意味で
挨拶状で使われます。
「大寒の候」を使えるのは大寒の期間(1月20日~2月3日)です。
・大寒には卵が縁起のいい食べ物なのはなぜ?
大寒期間ではなく、大寒の日(1月20日)に生まれた卵(大寒卵)を食べると
縁起がいいと言われています。
この大寒卵は子供が食べると体が丈夫になる、大人が食べると
金運が良くなると言われる縁起のいい食べ物だとされています。
今でこそニワトリは年中、卵を産みますが
昔は寒い季節は卵を産むのが困難だったと言われています。
寒い時期のそんな困難な中、生まれた卵は貴重であり1年のうち最も栄養が高いと
いうことで子供を丈夫な体にし、大人の金運を良くする縁起物とされて現在に至ります。
・大寒卵 金運と健康運がアップする食べ方
では、卵をどういうふうにして食べたらより運気が上がるのかが
興味津々ではないですか。
大寒卵を使った食べ方をご紹介します。
・卵と納豆かけご飯
ご飯の上に卵をそのままかけ、さらに納豆をのせて食べます。
タンパク質豊富な納豆と卵の栄養でヘルシーです。
・温泉卵
温泉卵は胃にやさしいので、お正月の食べすぎの後に最適です。
そのまま食べても良いし、うどんやサラダなどにのせるのも有りです。
・卵焼き
お弁当のおかずの定番ですが、普段の食事の一品料理としても
いかがですか。
中にほうれん草などの野菜を入れて焼いてもいいですね。
・オムライス
大寒卵を使ってふわふわオムレツなんて最高ですね。
お子様には喜ばれるのではないでしょうか。
・まとめ
大寒とは1年中で最も寒い時期のことで
1月20日頃~2月3日頃までのことを言います。
「大寒の日」とは1月20日をさします。
この「大寒の日」に食べる卵を大寒卵といい、
金運と健康運がアップすると言われています。
大寒の日には、卵かけご飯やオムライスなどで
運気のアップを願いましょう。