手足口病になって発疹が出ると、何日ぐらいすれば
消えるのかと心配になりますね。
特に人目に触れる手だと尚更、気になります。
発疹が出てかゆみがあると辛いものです。
またお子様の場合、水疱瘡でも似たような発疹が
表れます。
手足口病の発疹が消えるまでの期間や水疱瘡との
見分け方についてお伝えしていきます。
目次 (クリックできます!)
・手足口病の発疹はいつ消える?
手足口病は感染して3~6日の潜伏期間を経て、
代表的な症状である発疹が出てきます。
発疹は手のひらや甲、足の裏やかかと、口の中に
できることがほとんどです。
発疹が出る場所はその年の流行にもよりますが
お尻全体や顔・首に出ることもあります。
発疹は出始めて2~3日がピークで、その後は乾燥して
だんだんと茶色ぽくなり、痕もなく完全になくなります。
手足口病の発疹は出始めてから個人差はあるものの、
1週間~10日もすれば消えます。
手足口病の発疹は水ぶくれになり、その水ぶくれの中に
ウィルスを含んでいます。
水ぶくれが潰れて出てきた液が他の人に付くと、接触感染するので
注意が必要です。
また、手足口病でも人によっては発疹が少ない場合もあります。
・手足口病の発疹 かゆみを抑えるには?
手足口病で発疹ができても痒みのないことがありますが、
痒みのある人も多数います。
基本的にかゆみはウィルスの力が低下するまで治まらないものです。
発疹の痒みだけなら2~3日で治まる場合がほとんどです。
かゆみがある時に自分でできる対処法としては
冷やすことです。
アイスノンや冷やしたタオルの利用がお勧めです。
手足口病専用の薬があるわけでもありませんが
内科を受診すると痒み止めの軟膏を処方して
くれることもあります。
間違っても自己判断でステロイドを使用するのはやめて下さいね。
逆にステロイドは免疫力を低下させてしまいますので。
アトピーのある方は主治医に相談して下さい。
熱いお風呂に浸かるのは控えましょう。
体が温まると、かゆみが悪化することがあります。
できれば、水に近い温度でのシャワーがいいです。
手足口病の発疹は水ぶくれになり、掻きむしったりして
この水ぶくれは潰さないようにして下さい。
もし、潰して液が出た場合はティッシュで完全に拭き取り
手洗いをしっかりとします。
水ぶくれをつぶすと、出てくる液にはウィルスを含んでいるので
それを誰かが触れたりすると感染します。
・手足口病の発疹と水疱瘡との見分け方
手足口病も水疱瘡も最初は小さく赤いポツポツができるのでよく似ています。
特に子供さんの場合は手足口病か水疱瘡なのかを家庭でも
区別がつけるようにしておきたいですね。
医師でさえ、誤診することがあるとのことです。
手足口病はまず、手・足・口の中に発疹ができます。
水疱瘡は、お腹や背中に発疹ができます。
しかし、手足口病でも悪化するとお尻や背中など
手・足・口以外の部分に発疹が出ることがあります。
要は、初期の段階で体のどの部分に発疹ができているかで
手足口病か水疱瘡かを見分けることが可能です。
また、手足口病の発疹には痒みを伴う場合もあれば伴わない場合も
ありますが、痛みがあります。
水疱瘡は手足口病よりも痒みが強いですが、痛みはほとんど
ないのが特徴です。
手足口病か水疱瘡かを見分けるには、
初期の発疹ができている部分と痛みの有無をチェックすることが大切です。
・まとめ
手足口病になると発疹が手・足・口にできますが
たいていは2~3日でかゆみは治まり、
1週間~10日もすれば痕も残らずきれいに消えます。
なのでそんなに心配はいらないですね。
痒みのある時はまず冷やしましょう。
手足口病の発疹は水疱瘡と間違えやすいですが
判断の材料をしっかりと認識しておくと、間違えることも
なくなるのです。