水虫は一般的には足にできるものと思いがちですが
手にもできることがあります。
手に水虫があって料理をすると、食品にも水虫菌が
うつるのでしょうか。
また人にもうつるのでしょうか。
手の水虫についてと治すにはどうしたらいいのかに
ついてまとめました。
目次 (クリックできます!)
・手の水虫 料理すると菌は食品にうつる?
水虫は足だけでなく、手にも水虫は発生します。
もちろん爪水虫も手に発生します。
主婦なら毎日家族のためにお料理をしないわけには
いかないですよね。
しかし、手に水虫ができているけど料理することによって
食品にも水虫菌が付いて、家族の体内にも菌が侵入するのではと
心配になってきますね。
中にはゴム手袋をつけて料理をすることを考える人も
いるぐらいです。
結論から言うと、手の水虫が食品にうつることはありません。
水虫は皮膚同士の接触で感染します。
手の水虫の人が作った料理を食べても水虫に感染することは
ありません。
手の水虫の原因
水虫は「白癬菌」といったカビが引き起こします。
手に水虫がある人は、足も水虫になっていることが多く
足から感染したと考えられます。
足なら靴の中が蒸れて、水虫になりやすくなります。
水虫の原因となる「白癬菌」は蒸れた靴の中のように
高温多湿のところを好みます。
水虫になった足を手で触れることによって感染します。
・手の水虫は人にうつる?
足の水虫が人にうつったり、手にうつったりするのと同様に
他の人の手にもうつります。
▼合わせてこちらもどうぞ!
手は足よりも乾燥しやすく高温多湿にはなりにくいのですが
共用するタオルやバスマットに水虫菌が繁殖して
手で触れることによって感染します。
自分専用のタオルを使ったり、バスマットには手で触れないように
したいものです。
できたら、バスマットも自分専用のものを用意するといいですけど。
もし、水虫菌(白癬菌)が存在してそうな所に手を触れれば
その手を24時間以内にきれいに洗えば感染は防げます。
・治すには
手の水虫も足と同様に自然治癒することはありません。
皮膚科の受診をお勧めします。
症状によって塗り薬や飲み薬を処方してくれます。
また自宅でケアできる水虫用アイテムもあります。
尚、手を洗った後はすぐに清潔なタオルで拭きましょう。
手を濡れたままにしておくと白癬菌が繁殖しやすくなります。
・まとめ
一般的に水虫は足だと思いがちですが
手にもなります。
手に水虫がある人は、足も水虫になっていることが多く
その足を触ることによって手にも感染します。
手の水虫もタオルなどを共用することで、他の人の手にも
うつりますが
料理することによって食材に白癬菌がうつることはありません。
手は常に清潔に保ち、洗った後はすぐに自分専用タオルで
拭くことが大切です。