手足口病はウィルスによる感染でなりますが
インフルエンザのように一度なったら再発は
しないのでしょうか。
そのへんが気になるところですね。
今回は手足口病に再発性があるのかどうかに
ついて見ていくことにしましょう。
目次 (クリックできます!)
・手足口病は一度なっても何度もなる?
普通はインフルエンザのようにウィルスによる感染病は
一度なったら再発はしないですね。
それはウィルスの種類が限られているからです。
しかし、手足口病の場合はエンテロウイルスや
コクサッキーウイルスなど10種類以上のウィルスが存在するため
前回とは違ったウィルスに感染すれば、再発します。
言い換えれば、何度もかかるということです。
同じウィルスによる再発はしません。
手足口病になるのは元々は5歳以下の子供が大半と
言われていたのですが、大人も0.6%の確率で感染します。
大人の方が40℃以上の高熱が出たりで重症化することが
あります。
子供も大人も喉の痛み、食欲不振、頭痛、手足の発疹、口内炎
発熱の症状が出ます。
完全に快復するまではだいたい1週間ほどですが
治りかけの時にまた別のウィルスに感染して
ぶり返すことがありますので注意が必要です。
・手足口病は何科を受診する?
手足に発疹が出ると皮膚科を受診かと思われますが、内科を受診します。
内科でも手足の発疹のかゆみ止め軟膏を処方してくれます。
食欲不振や口内炎でまともに食事ができないようなら
点滴もしてくれます。
高熱でもない限り受診しなくても自然に治癒していくものですが
心配ですよね。
手足口病だと思ったら内科を受診して下さい。
・手足口病の再発予防をするには
手足口病が感染する経路は次の通りです。
・飛沫感染
ウィルスが含まれる咳やくしゃみによるもの。
・接触感染
タオルや食器などの共有、発疹や水疱に触れる。
・糞口感染
主に赤ちゃんのいる家庭で、赤ちゃんが感染すると
便にもウィルスが含まれます。
赤ちゃんのおむつ処理後の手で口や鼻を触ると
体内にウィルスが侵入します。
手洗いとうがいは徹底し、タオルや食器などの共有は
避けましょう。
赤ちゃんのおむつ処理後も手洗いは徹底します。
また、発疹や水疱に触れるのも厳禁です。
免疫が低下していると、感染しやすくなりますので
生活習慣を見直したり、バランス良い食事を心掛けることが
大切です。
十分な睡眠時間も確保して下さいね。
・まとめ
手足口病はウィルスによる感染病ですが、
インフルエンザのようにウィルスの種類が限定されず
複数ありますので、別のウィルスに感染すれば何度も
かかります。
しかし、普段から手洗いやうがいを徹底させるなど
意識して気をつけていれば感染もしにくくなります。
規則正しい生活習慣を身に付けて免疫力を高めて
おくのも感染予防なのです。