「ウワサの保護者会」が令和元年5月4日(土)にNHKで
放送されます。
今回は子供の夜尿症と起立性調節障害についてです。
尾木ママこと尾木直樹さんや専門医がそれらの病気に
ついて語ります。
目次 (クリックできます!)
・ウワサの保護者会(5月4日)の番組内容
今回は子供の「夜尿症」と「起立性調節障害」についてです。
小学校に上がってもおねしょする夜尿症、小学校高学年~中高生がかかる
起立性調節障害について尾木直樹さんと小児科の先生方がそれらの原因や
治療方法、親子でどのように対応していったらいいのかについて
語ります。
子供の夜尿症や起立調節障害に悩む親子は案外多いものです。
●夜尿症とは
おねしょをすることですね。
オムツが取れたばっかりの子供はおねしょをすることが
珍しくありません。
ここで言う夜尿症とは小学生になってもおねしょをすることに
ついてです。
小学校低学年で約8%、高学年で約5%が夜尿症があると言われています。
●起立性調節障害とは
簡単に言えば、朝起きられないということですね。
心身の不調からなると言われ、朝起き上がろうとしても頭痛・体がだるい・めまいなどの
症状があり起き上がることができません。
その結果、不登校になるケースが近年増加傾向です。
小学校高学年~中学生、高校生のおよそ10%が起立性調節障害になっていると
言われています。
「起立性調節障害」という病名を知らない人も多く、朝起きれないのは怠けてるとか、
たるんでいると誤解されやすいです。
驚いたことに看護師さんなど、医療機関に従事する人でさえ知らない人も
います。
周囲も起立性調節障害について理解する必要があります。
関連記事⇒ 子供が朝起きれないのは起立性調節障害?原因と治療、理解して欲しい
5月4日の「ウワサの保護者会」で語られる治療法と親子での対応の仕方に
ついて注目していきたいです。
・起立性調節障害の実例
実際、私の息子の同級生に起立性調節障害になった子が
いました。
とにかく朝起きられないというのが悩みだったようです。
本人は起きて学校に行きたいのに体が思うように動かないと言って
いたそうです。
通院して薬を飲んでいたそうです。
最初に朝起きられなくなったのが小学校5年の時。
それ以来、中二の2学期ごろまでそのような状態が続いていました。
はじめは担任とか他の生徒たちは「怠けている」「夜更かしして朝起きれない」などと
誤解していたようでした。
しかし、その子の保護者から事情の説明があり、だんだんとみんなも理解するように
なった感じでした。
私もその頃たまたま新聞で「起立性調節障害」についての記事を見つけて
はじめてこの病気について知りました。
その子は中二の2学期後半から徐々に回復して学校にも来るように
なりました。
中三ではほとんど毎日登校できるようになり、高校も公立の全日制に
入学しました。
今は高3となり、元気で通学していると聞いています。
・まとめ
「ウワサの保護者会」で尾木ママや小児科の先生の語る夜尿症と
起立性調節障害の原因、治療法、親子の対応について
一緒に考えましょう。
何よりも周囲が病気について正しい情報を知って、理解することが
大切だと思います。