スポーツドリンクの他にも経口補水液も水分補給で
必要な場合があります。
経口補水液は市販のものもありますし、家庭でも
作ることができます。
経口補水液はステンレスの水筒に入れても
大丈夫なのでしょうか。
保存のしかたはどうすればいいのでしょうか。
経口補水液の作り方と入れるものや保存方法について
お伝えしていきます。
目次 (クリックできます!)
・経口補水液はステンレスの水筒に入れても大丈夫なの?
スポーツドリンクにはフッ素樹脂コーティングされた対応型の
水筒があります。
経口補水液はスポーツドリンクよりも塩分が多いものです。
塩分の多いものをステンレスの水筒に入れると、錆びたりして
ステンレスが反応して金属の成分が溶けだしてそのまま飲むと
吐き気などを起こすことがあります。
経口補水液を家庭で作る場合、レモン汁やジュース類を入れる
ことがありますが、それらに含まれているクエン酸によっても
ステンレスが反応することがあります。
要するにスポーツドリンク対応型のステンレス水筒はあっても
経口補水液はステンレス水筒(魔法瓶も含めて)には不向きなのです。
やはり経口補水液を持ち歩く場合はペットボトルがベストです。
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・経口補水液の作り方
市販のものもありますが、家庭でも簡単に
作れますので作り方をご紹介します。
水1ℓ(ミネラルウォーターでも可)、
塩 小さじ1/2
砂糖 大さじ4.5
レモン汁 大さじ4
これらを混ぜるだけです。
レモン汁の代わりに果汁100%ジュースでもOKです。
また砂糖の代用としてハチミツでもOKです。
・経口補水液の保存方法
作ったら冷蔵庫に入れます。
作る時に1ℓのペットボトルを使うと、そのまま冷蔵庫で
保存できるので便利です。
経口補水液の保存容器に適しているのはペットボトルの他、
ガラス製の容器ですね。
消費期限は?
自家製の経口補水液には保存料が入っていないので、
作った当日が消費期限となります。
そのため、あまりたくさん作り置きしないで
その日のうちに飲み切れる量を作りましょう。
経口補水液の飲み方
あまり一気にがぶがぶ飲むのは良くありません。
胃腸に負担がかかってしまいます。
少しずつ飲むようにするといいです。
冷蔵庫で保管している経口補水液はペットボトルごと
飲むことは避け、コップに入れながら少しずつ飲むように
しましょう。
経口補水液は塩分が多めなので、高血圧や内臓疾患のある人は
控えるべきです。
・まとめ
経口補水液は市販でもあり、家庭でも簡単に
作れる飲料ですがスポーツドリンクよりも塩分が多めなので
ステンレスの水筒に入れるのは危険です。
家で保管したり持ち歩く場合もペットボトルに入れるのが
最適です。
経口補水液を家で作った場合は、必ず冷蔵庫に入れて
その日のうちに飲み切りましょう。