花粉症の季節がやってきましたね。
花粉症があると、うっとうしいし体調が悪くなったりで
不快感があるものです。
妊婦さんが花粉症になれば、薬を飲むのも心配で
すごく気になりますよね。
妊婦さんに花粉症の薬は胎児に影響するのか
気になるところです。
妊婦さんが花粉症の薬を飲んでもいいのか、目薬や
点鼻薬は大丈夫なのか、まとめてみました。
目次 (クリックできます!)
・妊婦の花粉症の飲み薬は胎児に影響する?
妊娠することでホルモンバランスが崩れて花粉症が悪化したり、
今まで花粉症になったことはなかったのに突然なることがあります。
花粉症自体が胎児に影響することはありませんが
心配なのは薬を飲んだ場合ですね。
およそ妊娠16週までは赤ちゃんの臓器が形成される時期なので
自己判断で花粉症の薬を飲むのはNGです。
妊娠16週を過ぎれば、赤ちゃんの胎盤は出来上がっているので
薬の成分は胎盤を通りにくくなり、薬の影響は受けにくくなります。
最近評判の花粉症の市販飲み薬「アレグラ」は、副作用が少ないとされて
いますが産婦人科医に聞いてからにしましょう。
妊娠16週を過ぎて花粉症の飲み薬を考えている場合は
必ず産婦人科医に相談して下さい。
ポララミン・クラリチン・ジルテック・ザイザル・アレロック・ザジテン・アレグラ
などの薬を処方する医師もいます。
妊娠中の服用が禁止されているのが
リザベン・セルテクト・アレギサール・アタラックスなどです。
花粉症の薬を飲んでから妊娠に気付いた場合
元々花粉症の薬を服用する習慣があり、飲んでしまってから妊娠に
気づくと心配になりますよね。
妊娠に気付くのは、たいてい妊娠4~5週の頃ですが
妊娠5週頃までなら薬の影響はないと言われています。
それほど心配することはありませんが、まずは薬の服用を止め
産婦人科で相談してみましょう。
・目薬や点鼻薬の胎児への影響は?
花粉症の目薬や点鼻薬は飲み薬とは違って部分的で体内に入る量も少なめで
妊娠中でも安全だとされています。
市販の目薬は副作用が少なく安全と言われていますが
プラノプロフェンという成分が含まれていないかチェックしましょう。
このプラノプロフェンは出産を遅らせるというリスクがあり
妊娠中に使用することは禁止されています。
妊婦さんに安全な目薬のさし方
目薬の成分が目だけに行くようにして、体内に吸収されるのをできるだけ防ぐ
目薬のさし方をご紹介します。
目薬をさした後に目頭をしばらく抑えておきます。
そうすることによって、目薬が喉に伝わるのを防ぎます。
簡単なのでぜひ試してみて下さい。
・妊婦の花粉症 薬以外で対策できることは?
妊娠中はできるだけ薬の使用を控えたいですよね。
そこで薬に頼らない花粉症対策をご紹介します。
・外出時はもちろん、家にいるときでもマスクをつける
・加湿器を使ったり、濡れタオルをかけて室内に適度な湿度を保つ
・外出時の服装はニット類を避け、ナイロンなど花粉のつきにくい素材にする
・洗濯物は室内に干す
・自律神経を乱さないように規則正しい生活をする
・花粉を室内に入れないようにする
花粉症で鼻水・鼻づまりの方には「えぞ式すーすー茶」がおススメです。
アレルギー反応の元「ヒスタミン」の放出を抑え、
強い抗菌力で免疫バランスを整える役割があるノンカフェインのお茶です。
妊婦さんでも安心して飲むことができます。
・まとめ
妊娠16週頃までは赤ちゃんの臓器が形成される
時期なので花粉症の飲み薬は控えましょう。
16週以降で薬を服用したい場合は産婦人科で相談されることを
お勧めします。
妊娠中は禁止されている薬もあります。
とにかく妊娠中は自己判断で薬の使用は控え、産婦人科で
相談してからにすることが大切です。