女性は妊娠すると、病気のこととかいろいろと神経質に
なりますね。
花粉症もその1つです。
妊婦さんが花粉症だと胎児に悪い影響はあるのかと、不安に
なってきます。
できたら安心して妊娠生活を送りたいですよね。
妊婦さんと花粉症はどう関係するのかを詳しくお伝えします。
目次 (クリックできます!)
●妊婦が花粉症になると胎児に何か影響するの?
妊婦さんにとって花粉症があると、赤ちゃんには何か影響はないのかと神経質になります。
妊娠中となると普段とは違って体調とか病気に敏感になるものです。
妊婦さんは花粉症でもうっかり薬も飲めませんから。
花粉症の症状で最も多いのがくしゃみですね。
くしゃみをした瞬間にお腹の赤ちゃんに何か影響するのではないかと
心配する人も多いです。
では妊娠中の花粉症は胎児に何か影響するのかについて解説します。
・くしゃみは大丈夫?
くしゃみをすると、お腹に響くので流産とか早産を心配する人は
多いですが、子宮の収縮には影響しないのでその心配はありません。
しかし、妊娠中は子宮が大きくなって膀胱を圧迫するので、くしゃみをした瞬間に
尿漏れを起こすことがあります。
・妊娠中は花粉症がひどくなる?
妊娠すると、ホルモンバランスも大きく変化するので
体質も変わりやすいと言われています。
そのため、人にもよりますが花粉症が悪化する人もいれば、逆に良くなる人もいます。
悪化すると赤ちゃんに対して拒否反応が出ることがあります。
・飲み薬や目薬は使用しない方がいい?
特に妊娠15~16週ぐらいまでの初期の時はやめましょう。
この時期は赤ちゃんの主な器官が形成されるので薬の影響がないとは言い切れません。
目薬は基本的に胎児への影響はないと言われますが、目に差した後に喉に流れて
くることがあって飲み込むのでなるべく避けた方がいいです。
どうしても花粉症が気になって薬が必要かと思ったら係り付けの産科医に
相談しましょう。
・花粉症は赤ちゃんに遺伝する?
花粉症は一種のアレルギー性体質であるため、赤ちゃんに
遺伝する可能性はあります。
しかし、赤ちゃんは生まれてからの環境とか食生活の影響があるので必ずしも
遺伝するとは言えません。
あまり神経質にならないことです。
妊娠中はいろいろと神経質になると、ストレスにもなるのでゆったりと
リラックスした精神で過ごすことが大切です。
リラックスした精神で過ごすことが大切です。
●妊婦の花粉症対策はどうしたらいい?
まず妊娠中は花粉から遠ざかることです。
・外出するなら花粉が少ない日や時間帯を選びましょう。
外出するときは花粉を落としやすいポリエステルなど化学繊維の服を着用しましょう。
花粉が多くなる日・・・天気が良くて気温が高めの日、雨の翌日で天気の良い日
風邪が強くて乾燥している日
花粉が多くなる時間帝・・・12時~15時ぐらい
・空気清浄器よりも加湿器を使いましょう。
花粉を早く落としたり、粘膜を守る効果があります。
湿気で室内に入った花粉が床に落ちやすくなるので掃除機を使いましょう。
・花粉からガードする。
外出するときは、マスク・メガネを使いましょう。
また帰宅したときはよく手を洗いましょう。
こまめに部屋の掃除もしましょう。
・家の中に花粉を入れない。
外出から帰って室内に入る前にしっかりと花粉を落としましょう。
部屋の窓を開けない、洗濯物は室内に干す、布団を外に干さないなどの
工夫が必要です。
・お風呂で湯気を鼻から吸い込む。
粘膜を潤し、鼻やのどに付着した花粉を落ちやすくして鼻づまりが治ります。
鼻を温めたり潤すことで症状を抑えます。
・規則正しい生活をする。
バランスの摂れた食事、十分な睡眠、早寝早起きをすることで免疫力が高まります。
基本中の基本ですね。
●避けたい食べ物は?
花粉でアレルギーを起こすと、大量のヒスタミンやセロトニンが分泌されます。
これらを含む食品には、トマト・バナナ・キウイ・なすがあります。
しかし、加熱すれば大丈夫です。
生で食べるのは控えましょう。
トマトはジュースにするのもオススメです。
ファーストフード、甘いもの、インスタント食品は免疫力を低下させるので
控えましょう。
乳酸菌を含んだヨーグルトがオススメです。
関連記事⇒花粉症にヨーグルトが効くって本当?どんな種類を選ぶ?いつ食べるの?
ヨーグルトは免疫力をアップさせます。
他にもニンジン、ほうれん草などもオススメです。
●まとめ
妊娠中に花粉症になると心配ですが、薬を控えたり
日常生活でも注意していれば胎児に影響を与えることはほとんどありません。
外出の時も対策を徹底させましょう。
気にし過ぎてストレスを溜めないことが大切です。