子供が熱を出すのはよくあることです。
しかし、熱がなかなか下がらない、1週間経っても
下がらないとなると心配ですね。
ただの風邪ではないかもしれません。
子供の熱がなかなか下がらないのは他の病気が考えられるのか、
家庭でできる対処法をお伝えします。
目次 (クリックできます!)
・子供の熱がなかなか下がらないのはなぜ?
子供が熱を出せば、普通は」2~3日で下がるものですが
4~5日経っても熱が下がらない状態が続くとお父さんやお母さんに
とっては心配ですよね。
3日以上過ぎても熱が下がらない場合は他の病気が
隠れている可能性があります。
そこで子供の容態をチェックすることが大切です。
以下のような症状がないかチェックして下さい。
・ぐったりしている、意識がもうろうとしている、けいれん、頭痛、食欲不振
インフルエンザ、肺炎、脳炎、髄膜炎の可能性があります。
肺炎や脳炎は、風邪やインフルエンザが悪化してなる場合が
多いです。
・発疹がある
水疱瘡やはしかの可能性があります。
・下痢・嘔吐
ウィルス性腸炎になっている可能性があります。
脱水症状に注意が必要です。
・子供の熱が下がらない時の対処法
3日以上経って子供の熱が下がらないようであれば
すぐに受診することが大切です。
この場合、前回受診した病院とは違うところへ行くほうがいいです。
セカンドオピニオンも考慮することが大切です。
私の息子の場合、最初に行った病院で解熱剤をもらい飲ませて
いたのですが3日以上経っても熱が下がりませんでした。
そこでお薬手帳を持って別の病院を受診したところ、
医師から解熱剤の量が足りていないということでした。
解熱剤の量というのは、年齢ではなくその子の体重で
決まるとのことでした。
解熱剤の種類は同じなのですが、量の多いのをもらって
飲ませたらすぐに熱が下がりました。
受診するだけでなく、家庭でもできる対処法を見ていきます。
・水分を補給する
水分を摂ることで汗を促進させ、熱が下がりやすく
なります。
脱水症状になるのを防ぎます。
・冷やす
脇の下やおでこ、首の後ろを冷やします。
アイスノン枕や保冷剤を使うといいでしょう。
それらを直に当てるのではなく、タオルで巻いてからに
します。
・子供に熱があるときのおススメの食べ物
子供に熱があって食欲もないとなれば、何を食べさせようかと戸惑ってしまいますね。
でも食欲がない時は無理に食べさせないで、水分をしっかりと
補給してあげましょう。
では熱がある時の子供の症状に合わせて、我が家での経験も含めて
おススメの食べ物について見ていくことにします。
・食欲があるとき
普段とほぼ同じような食事でいいでしょう。
冷たいものは控えめにした方がいいです。
熱があると、胃腸が弱くなりやすいです。
・食欲がないとき
無理に食べさすのは止めましょう。
我が家の子供は発熱で食欲がない時は 果汁100%のオレンジジュース、
オレンジゼリー、果物の缶詰を食べたがるので与えています。
お茶も飲んでいます。
脱水症状を防ぐために最低限水分は与えましょう。
・嘔吐や下痢があるとき
この場合も無理に食べさすのはよくありません。
温かいスープ、うどん、お粥がお勧めです。
油分が少なくて消化の良いものが最適です。
柑橘類は本人が欲しがらない限り、避けましょう。
実は柑橘類は嘔吐を誘発することがありますので
注意が必要です。
どうしても食べたがらない場合は、水分補給に白湯を
飲ませるといいです。
・まとめ
子供の熱がなかなか下がらないと親は心配になりますね。
ただの風邪ではない可能性があります。
でも慌てずに冷静になって子供の状況を判断することが
大切です。
おかしいと思えば、すぐに受診されることをお勧めします。
前回受診した医院とは別の病院へ行くほうがいいでしょう。