熱中症って室外で起こすことが多いですが
室内にいてもなることがあるんですね。
では、夜の就寝中はどうなのでしょうか。
就寝中と熱中症の関係についてお伝えします。
目次 (クリックできます!)
・熱中症は夜間の睡眠中になることはある?
熱中症は一般的には昼間の炎天下でスポーツや作業なんかをやっている時に
発症するものだと思われがちです。
しかし、夜の睡眠中でも熱中症になることはあるんです。
特にお年寄りが室内にいて、熱中症で亡くなったという記事を
時々、目にします。
実は睡眠中でもコップ1~2杯分ほどの汗をかいているのです。
つまり、脱水症状を起こしているんですね。
しかも睡眠中は、ふとんで寝ているだけで体を動かすことが
ありません。
そのため、体内に熱がこもりやすくなります。
特に湿度や室温が高い時は、汗の量が増えるので注意が
必要です。
症状
まず睡眠中に熱中症になれば、気分が悪いなど違和感で目が覚めることが多いです。
頭痛や体が熱っぽい、吐き気が主な症状です。
また、トイレに行こうと立ち上がろうとしても体に
力が入らない、目まいがするのも熱中症の症状です。
目が覚めて、これらの症状があれば熱中症を疑って下さい。
・対処法
睡眠中に体調の違和感で目が覚めても
寝ていれば、そのうち治まるだろうと自己判断するのが
大変危険です。
熱中症の症状があったら、すぐに水分補給や
アイスノンや水で冷たくしたタオルで脇の下や首回りを冷やすことが大切です。
水分補給は、スポーツドリンク・麦茶・OS-1が最適です。
これらのことをやっても熱中症の症状が治まらない場合は
翌朝に内科を受診しましょう。
万が一、家族の人が熱中症になって
意識がない・痙攣を起こしていれば、すぐに救急車を呼びましょう。
・夜間の睡眠中の熱中症を予防するには
夜間の睡眠中に熱中症にならないようにする方法はあるんですね。
・就寝前に水分補給をする
日中から小まめに水分補給することが大切で
就寝前にコップ1杯程度の水分を摂ることです。
たとえ、喉が渇いていなくても水分補給はします。
また、枕元に水分を入れたペットボトルを置いておくと
便利です。
・エアコンと扇風機を併用する
エアコンの冷房は28℃かドライにして、風が直接
当たらないようにします。
扇風機の首を振るようにして、室内の空気が万遍なく
行き渡るようにします。
・吸水性に優れた素材の寝間着を着る
ゆったりとしたサイズで綿素材がおススメです。
ぴったりとしたサイズの物やポリエステルは、吸水性が
悪く体内に熱がこもりやすくなります。
クール敷パッドも気持ち良くておススメですよ。
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・まとめ
熱中症は日中の活動時だけでなく、
夜間の就寝中にも起こるので注意が必要です。
あまり感じないかもしれませんが、睡眠中はコップ1~2杯程度の
汗をかいています。
このことから睡眠中でも脱水症状を起こします。
そうならないためには、のどの渇きはなくても
普段から小まめな水分補給することが大切なのです。