よくチョコレートを食べるとニキビが出来ると言いますね。
そのためにチョコレートを食べたくても我慢する人は多いものです。
疲れたりすると、チョコレートを食べたくなるものですが
ニキビとの関係はあるのでしょうか。
またカカオが入っているチョコとニキビの関係はどうなのでしょうか。
チョコレートとにきびの関係についてお伝えします。
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・チョコレートを食べるとニキビができるって本当?
にきびができるのは、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まるからです。
元々皮脂は肌を守ってくれるものですが、過剰になると排出できなくなって毛穴に
詰まるわけなのです。
チョコレートは老若男女関係なく好きな人が多く、疲れて甘いものが欲しくなれば
食べる人は多いのではないですか。
体内には、「セロトニン」という物質が存在していて精神状態を安定させます。
疲れたりストレスがあると、この「セロトニン」が減るので甘いものが食べたくなるんですね。
ではチョコレートとニキビはどのような関係があるのでしょうか。
実は チョコレートは皮脂の分泌を増やしたりコントロールするのが不安定 に
なるんです。
その結果、毛穴が詰まってニキビができるようになります。
もうちょっと詳細に説明すると、チョコレートに含まれている糖質と脂質が皮脂の分泌を
増やすのです。
チョコレートのパッケージを見ると糖質と脂質の含有率が書いてありますが
ほとんどが糖質と脂質のものもあります。
これだと当然ニキビができる要因となります。
チョコレートを食べるとニキビができると言われるのは、含まれる糖質と脂質が
原因を招いているということです。
・カカオ入りのチョコだとニキビはできない?
すべてのチョコレートがニキビの原因になるわけではありません。
重要視するのはカカオの含有率です。
カカオはポリフェノールの一種で抗酸化効果があると言われています。
その他にもリラックス効果のある「テオプロミン」という成分や食物繊維・ミネラル・カルシウムまで
含まれているのです。
カカオの含有率が高いほど、糖質や脂質も少なくなります。
なので皮脂の分泌が増えることはなくニキビもできにくくなると言えます。
チョコレートを選ぶならカカオ含有率が70%以上のものを少しずつ食べるのが大変オススメです。
チョコレートを食べ過ぎた時の対処法は?
チョコレートが美味しくて食べ過ぎたのでニキビが心配という時に大切なのは洗顔です。
にきびの原因である皮脂が毛穴に詰まるのを防ぐことです。
まず洗顔はぬるま湯か水でしましょう。
お湯での洗顔は厳禁です。
お湯は必要な皮脂まで落としてしまい、また補おうとして余分な皮脂が
分泌されてしまいます。
またお肌のバリア機能も乱れて肌荒れが生じやすくなります。
洗顔料をよく泡立てて、顔を擦るのではなく優しく撫でるようにします。
最後に泡は完全に落としましょう。
寒い季節には洗顔前に蒸しタオルで顔を温めると、毛穴が開いて皮脂や汚れが
落ちやすくなります。
・まとめ
チョコレートを食べるとニキビが出来るというのはウソではありません。
チョコレートに含まれる糖質と脂質が皮脂の分泌を促進してニキビの原因となるのです。
しかし、すべてのチョコレートがニキビの元となるのではありません。
カカオ入りだとその分、糖質や脂質が少なくなります。
チョコレートを食べるならカカオ含有率が70%以上のものを選びましょう。