冷凍食品にも様々な種類があって大変便利な食材です。
特にお弁当のおかずに利用する人も多いことと思います。
しかし、冷凍食品は健康面にはどんな影響があるのでしょうか。
冷凍食品の野菜は生よりも栄養価は落ちるのでしょうか。
冷凍食品は私たちの体に悪い影響はあるのか、また栄養価は
どうなるのかについてお話しします。
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・お弁当に冷凍食品を入れるのは体に悪いの?
お弁当に冷凍食品を多く使っていると、手を抜いているとか
体に悪いのではないの?と思いがちですね。
冷凍食品というのは結構、賞味期限や消費期限が長いものが多いですよね。
長期にわたって冷凍庫で保存できるということは何かしら保存料か酸化防止剤が
使用されているということです。
それらだけでなく、甘味料・香料・着色料のような食品添加物が使われています。
しかし、保存料や添加物を入れる量や種類は法律で決められています。
なので 保存料も添加物も最小限で安全と言われています。
中にはヘルシーさを最大限に活かした冷凍食品もありますので、すべてのものに
保存料や添加物が使われているわけではありません。
でも冷凍食品には味の素の「やわらかジューシー若鶏から揚げ」のような
揚げ物が多いですね。
電子レンジでチンしても味が落ちないように化学調味料や塩分が多めに
なっているものもあります。
私もこれをお弁当によく利用しています。
このような塩分多めの冷凍食品を頻繁に摂っていると、高血圧などの生活習慣病を
引き起こすことにもなるので、注意が必要になります。
それと揚げ物には脂質も多く含まれるので、頻繁に食べるのは体には良くありません。
保存料や食品添加物は発がん性物質なのでは?と疑問視する声もありますが、
現在では厚生省がそれらの質や安全性について規定を定めているので
これまでに健康被害があったという報告はないとのことです。
冷凍食品に含まれる保存料や添加物で健康被害があるとは言えないと
いうことになります。
ただ、揚げ物の摂り過ぎは塩分や脂質をそれだけ多く摂ることになるので
注意したいです。
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・お弁当に冷凍食品を入れると栄養価は落ちる?
冷凍食品の中でも野菜の栄養を気にする人が多いようです。
特に野菜は価格の変動が大きく、時期によっては生野菜は高騰しているので
かえって冷凍食品を購入する方が安上がりになることがあります。
でも「冷凍食品の野菜は栄養価が落ちているのではないの?」と思っていませんか。
実は生野菜でも冷凍でも栄養価はほとんど変わらないのです。
安心したでしょうか。
栄養や質も落ちないのです。
冷凍するにも急速にさせているので、品質や鮮度も良好のままにできるので
保存料の使用も最小限で済みます。
また冷凍することで細菌の繁殖を抑えることもできます。
野菜に含まれる食物繊維やカルシウムなど、冷凍にしても減少しないことが
わかっています。
スーパーなどで売られている野菜は収穫されてから、だいぶ時間が経っているので
栄養価は落ちやすくなっています。
肉類や魚に関しても急速に冷凍されているので、冷凍食品だからといって
栄養価が下がることはありません。
・冷凍食品の上手な選び方とは?
冷凍食品もすべてが添加物入りではありません。
無添加のものもあります。
現在では成分の表示もわかりやすいので、選ぶなら
有機栽培・オーガニック・無添加のものがオススメですね。
揚げ物はできるだけ避けたいものです。
そして、できれば袋入りのものにする方がいいですね。
袋入りの方が鮮度も保たれます。
冷凍食品だって上手に使えば、栄養バランスだって摂れるし、案外安上がりで
済む場合もあるので重宝すると思います。
お弁当のおかずに便利ですね。
・まとめ
冷凍食品には保存料や添加物が入っているものが
多いので、つい健康に悪いと思いがちですがそうではありません。
最近では保存料や添加物の量や種類が法律で定められているので
健康被害があったという例はありません。
しかし冷凍食品の揚げ物は塩分や脂質が多いので控えるべきでしょう。
また特に冷凍食品の野菜は旬の時期に収穫されてすぐに冷凍に
されているので、栄養価はそのまま維持、下がるということは
ありません。
冷凍食品を適度に取り入れて、お弁当や普段の食事メニューを
工夫してみるのもいいですね。