食べ過ぎや飲みすぎで気になるのが血糖値、
糖尿病予備軍と呼ばれる人も多いですね。
玉ねぎって食べますか?
実は玉ねぎが血糖値を下げるのに効果的と
言われています。
血糖値を下げるのに有効な成分と、どうやって
食べたらいいのかをご紹介します。
目次 (クリックできます!)
・玉ねぎを食べると血糖値は下がる?
血糖値を下げると言われる食べ物はいろいろありますが
その中でも玉ねぎが優れていると言われています。
炭水化物をはじめ、食べ過ぎによって血糖値が上がりやすくなります。
糖尿病は予備軍も含めて増加傾向にあります。
約9割のほとんどの糖尿病患者は、インスリンの効き目が弱くて
インスリンの分泌量が少ない『2型糖尿病』です。
玉ねぎを切ると鼻にツンとくる独特のニオイがありますよね。
実はこのニオイの成分は、イオウ化合物である『サイクロアイリン』や『イソアイリン』と
いうものです。
これらの成分は、 インスリンが血中のブドウ糖を細胞にとり込む作用を
促進する役目 があり、血糖値を下げるのです。
また玉ねぎには、ミネラルも豊富に含まれており
インスリンの作用を補助します。
このように血糖値を下げるので糖尿病の人はもちろん
血糖値の上昇を抑えたい方は積極的に摂りたい食材なのです。
また高カカオチョコレートも血糖値の上昇を抑える作用があります。
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・効果的な食べ方
まず血糖値の上昇を抑えるなら、玉ねぎは加熱するよりも
生で食べる方が効果的 です。
サラダに入れるのが最適ですね。
特に注意したいことは水にさらさないことです。
水にさらすと、有効成分である『イソアリイン』や『サイクロアイリン』が
溶けてしまうからです。
切ってからすぐに食べるのではなく、20分ほどしてからの方が
いいのです。
その方が栄養成分が増えると言われています。
生で食べるならサラダが一般的ですが、 酢玉ねぎにするのも
おススメ です。
玉ねぎを薄く切って、お酢と一緒に容器に入れてしばらく漬けておけばOK!
以前、NHKの「ためしてガッテン」でも紹介されていました。
またサラダ以外のお料理の付け合わせとして生で食べるのも
いいですね。
・1日に必要な摂取量は?
血糖値を下げるためには、1日にどれほどの
玉ねぎを摂取しないといけないのかと疑問に思いますが
1/4個で十分だと言われています。
玉ねぎはインスリンの分泌量を増やすのではなく、
分泌されたインスリンの働きを促進させて血糖値を下げるだけと
いうのが大きなポイントです。
インスリンの分泌量が増えすぎると、逆に低血糖になりますから。
1日に1/4個でOKなら十分に食べれる量ですね。
食事前に食べる方が効果的です。
・まとめ
玉ねぎの切った時の特有のニオイに
血糖値を下げる成分が含まれているのです。
切ったら水にさらさず、生で食べるのがおススメです。
水にさらしてしまうと有効成分が溶けてしまうからです。
毎日1/4個ずつ食べるのを継続することが大切ですね。