最近、大人に限らず幼児から子供の肥満が増加傾向にあります。
その原因は親に責任はあるのか、子供の肥満度判定方法、改善方法をぜひ参考にして下さい。
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子供が肥満になる原因は?
昔に比べて最近の子供(幼児も含む)の肥満が増えています。
一般的に肥満と生活習慣病の関連性が言われていますが
大人だけではありません。
糖尿病や高血圧など、子供の生活習慣病も指摘されています。
食べる物が豊富にあり、何不自由しない生活に原因がありそうです。
またパソコン、スマホや携帯が普及したことにも関係があると思います。
子供が肥満になるのは親も肥満であるとか遺伝的な要因ももちろんあります。
でも大半は 外で遊ばないのが最も大きな原因 ではないでしょうか?
今どきの子供は外で遊ぶ代わりに室内でゲームやインターネットに没頭し、
お菓子類の間食をしながらというのが多いようです。
その上、夜遅くまでやっていて睡眠不足がさらに肥満を促進するような
ものなのです。
3歳児で睡眠時間が9時間未満の子は11時間以上寝た子よりも1.6倍も肥満に
なりやすいそうです。
夜更かしすると成長ホルモンの分泌に影響が出たり、間食をしがちに
なるからだそうです。
都市部では小学校受験や中学受験も珍しくなく、塾付けとなり勉強ばかりに
力を入れることにも関係があると言われています。
大人の肥満度は一般的にBMIでわかりますが、子供の場合は身長が低いので
BMIでは低めな数値になってしまうのです。
子供の肥満度は次の計算式で判定することができます。
肥満度=(体重(kg)-身長別標準体重(kg))÷身長別標準体重(kg)×100(%)
標準の範囲 -20%~+20%未満
軽度肥満 +20%~30%未満
中等度肥満 +30%~50%未満
高度肥満 +50%以上
試しに上の計算式に当てはめて判定してみて下さい。
子供が肥満になるのは親の責任なのか?
子供が肥満になるのは、親のライフスタイルや生活の影響が関係していると言えます。
親が太りやすいと、子供も食生活もほぼ同じになるので要注意です。
子供は自分で食事や栄養の管理ができません。
やはり親の協力が必要になってきます。
お菓子の与え過ぎは最もNGです。
食生活と生活サイクルの管理は親の責任です。
肥満を改善するダイエット方法は?
子供の肥満解消も規則正しい生活をさせるのが基本です。
食事内容も高カロリーな肉やファーストフードは少なめにして
野菜をはじめ、魚や煮物などの和食を中心にするのが理想的ですね。
料理を大皿に盛って各自が小皿に取って食べるのはつい食べ過ぎを
誘発してしまうので、面倒でも 一人分ずつ分ける のが好ましい
やり方です。
するのがお薦めです。
そしてゲームやインターネットの使用もほどほどにさせ
十分な睡眠時間を取らせることが大切です。
まだ幼児の場合は3歳ごろから規則正しい習慣を身に付けさせましょう。
まとめ
ゲームやネット環境が普及してきたことによって
子供の夜更かしや間食が増えています。
これらは肥満に導き、健康上にも悪影響を与えます。
子供の食事や生活環境を管理するのは親の責任です。
ファーストフードや欧米化の食事は控えめにして野菜や魚、煮物などの
和食を中心にするのが理想です。
子供が食べ過ぎないように間食はルールを作り、料理も一人分ずつ
分けて食卓に出すのが良い方法です。