外食が多い人や一人暮らしの人には野菜不足を
感じている人は多いのではないでしょうか。
そこで野菜ジュースで補えるのか、市販のものも
いろいろ販売されていますが、野菜不足を改善する
効果はあるのでしょうか。
野菜ジュースをよく飲む方に参考になれば幸いです。
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・野菜不足は野菜ジュースを飲むと改善できる?
日頃から外食が多かったり、一人暮らしでつい自炊しないでコンビニ弁当などで
済ませてしまうという方は実は野菜不足が気になっているのではないでしょうか。
野菜料理を作るのは中々大変で面倒なので、青汁も含めて野菜ジュースに
頼っている人がいるのも確かです。
さてその野菜ジュースなんですが、本当に野菜を摂る代わりに
なっているのでしょうか。
市販の野菜ジュースはほとんどが『野菜汁』で食塩が添加されたものです。
(もちろん、無塩ジュースもありますが)
野菜ジュースで摂れる栄養素は、ビタミンAとE・β-カロチン・カリウム
鉄・カルシウムです。
逆に野菜ジュースだけでは摂りにくいのがビタミンCとB、食物繊維です。
特に美容にも不可欠なビタミンCは、野菜のものではなく
加熱殺菌後に添加されたものがほとんどです。
野菜ジュースに含まれる栄養素は、生野菜の3割以下とも言われています。
野菜ジュースはあくまで補助食品で、ジュースだけで野菜不足を補うことは難しいですね。
でも家庭で生野菜をそのままジューサーで作れば、必要な栄養素を
摂ることが可能です。
市販の野菜ジュースだけに頼らず、できるだけ果物や生野菜を
摂ることをお勧めします。
・野菜ジュースは一日にどれだけ飲めばいいの?
1日に必要な野菜は350gと言われています。
市販の缶や紙パックの 野菜ジュース1本で小鉢の野菜料理1個分に
相当 します。
このことを考えると、ジュースだと糖分も含まれているので
1日に何本も飲むわけにはいかないのです。
せいぜい2~3本までですね。
ということは、野菜料理も食べることが必要です。
そうしないと1日の必要量(350g)に届きません。
・一日のうち、いつ飲めば効果的?
野菜ジュースを飲むベストタイミングは 食前 です。
野菜の栄養素を摂る効果というより、血糖値の上昇を
抑えるのに効果的だということです。
ご飯やパンなどの炭水化物から食べ始めると、血糖値が急上昇します。
野菜の成分から先に摂れば、血糖値上昇の予防になります。
・まとめ
忙しい現代人は野菜不足になりがちです。
しかし、野菜ジュースで完璧に野菜不足を解消することは
できません。
ジュースは栄養補助食品と思って下さい。
それに糖分も含まれているので飲みすぎは避けましょう。
やはり野菜や果物をきちんと摂りたいものです。
自宅での手作り野菜ジュースならおススメです。