カップ麺などのインスタント食品は調理が簡単で
価格も手ごろなので便利ですが
健康面ではどうなのか気になるところです。
実際のところ、体にはどういう影響があるのか
知っておく方がいいと思います。
目次 (クリックできます!)
・インスタント食品は体に悪いのか?
最近は食べる物も便利になり、カップ麺などのインスタント食品が普及しています。
忙しくて時間のない時なんかにはとても助かるのですが、健康面を
考えればできるだけ避けたいものです。
粉末スープやフレーバーは乾燥させており、酸化防止剤が
使用されています。
それに塩分や脂質の取り過ぎになりがちです。
野菜が少なく、ビタミン・ミネラル・食物繊維がほとんど摂取できません。
またカルシウム不足や亜鉛不足にもなります。
塩分や脂質の摂りすぎは、高血圧や肥満、中性脂肪値が高くなるなどの
危険を伴います。
亜鉛が不足すると、貧血や味覚障害などを引き起こします。
カルシウムの不足は、骨が弱くなって骨粗しょう症になりやすく
なります。
ビタミン・ミネラル・食物繊維の不足は、便秘・肌荒れ・高脂血症や
糖尿病などの生活習慣病の原因となります。
いかがでしょうか?
インスタント食品がいかに体に悪いかがおわかりいただけると思います。
もし食べるならスープは全部飲まないで残すとか工夫が必要です。
特に子供にとっては、インスタント食品は成長を妨げたり味覚障害を
起こしがちなので食べさせないようにしたいものです。
・アトピーにも悪い?
インスタント食品は栄養が偏ってしまうので、当然アトピーにも良くありません。
まず、皮膚の健康のために必要なビタミンやミネラルが不足するので尚更です。
栄養が偏ると、免疫力と肌のバリアー機能が低下してアトピーを発症しやすくします。人によってアトピーの元となるアレルゲンはそれぞれですが、インスタント食品は
避けてバランス良い食事をすることが大切です。
またインスタント食品には、添加物や保存料、着色料が使われているので
皮膚の健康を悪化させます。
・インスタント食品に発がん性はあるの?
インスタント食品は塩分が多いので、胃がんのリスクが高くなります。
添加物も発がん性があり、胃や腸などの粘膜を荒らして細胞をガン化する
可能性があります。
容器の質も問題で、紙質なら大丈夫なのですが発泡スチロールだと
お湯を入れるとスチレンという発がん性物質が微量ながら溶け出します。
このスチレンは悪性腫瘍の原因になって
内臓や目の粘膜に悪影響する可能性があると言われています。
発泡スチロールの容器の場合は、別の器に移してから
食べるようにして下さい。
・まとめ
インスタント食品は栄養が偏り、体にはさまざまな影響を
及ぼします。
毎日食べ続けると、確実に健康を害してしまいます。
生活習慣病、アトピーの悪化、それに発がん性までリスクが
あるので手作りで栄養バランスのとれた食生活をすることが
絶対に必要です。
どうしても食べるなら、スープは残すとか
発砲スチロールの容器なら別の器に移してから食べるとか
工夫が必要です。
やはりインスタント食品は大人はもちろん、子供には食べさせないように
するべきでしょう。