便秘している時にヨーグルトやココアを飲んだら
改善するって聞きますよね。
それが本当なのか解説します。
また、便秘に効く食べ物にどんなものが
あるのかもご紹介します。
目次 (クリックできます!)
・便秘にヨーグルトは効果なし?
ヨーグルトが便秘に効くのかどうかは菌が関係しているのです。
便秘ぎみの人は、腸の中の悪玉菌が優勢になっているんです。
そこへ善玉菌を送ってやる必要があります。
その善玉菌というのがビフィズス菌のことなのです。
ヨーグルトを食べても便秘が治らない(効果なし)と言う方は、
このビフィズス菌の入っていないヨーグルトを食べているからだと
言えるのです。
ビフィズス菌なら大腸まで届き、腸内の細菌を整えてくれる
作用があるんです。
もう1つヨーグルトが効果がないと思われる理由は
食べ過ぎにある場合もあります。
ヨーグルトを食べ過ぎると、体を冷やして腸の運動機能低下となり
便秘となります。
便秘を改善するにはヨーグルトを食べ過ぎず、ビフィズス菌入りの
ヨーグルトを選ぶことに意味があるんです。
しかし、酷い便秘の人になるとビフィズス菌を摂取する
だけでは改善されにくいことがあります。
そういう場合には、オリゴ糖を併用することをおススメします。
オリゴ糖の力でヨーグルトを多めに食べなくてもビフィズス菌を
増やすことができるのです。
・ココアは便秘解消に効果的?
ココアは大人よりも子供が好む飲み物ですが、実は
その ココアが便秘に効果的 であることがわかっています。
便秘は女性に多く、酷い人になると1週間以上という場合もあります。
そうなると、お腹がスッキリとしないで不快感を感じるようになります。
ココアにはリグニンという成分を含んでいます。
このリグニンは、悪玉菌を減らして善玉菌を増やす作用をします。
また腸の働きを活性化させ、不要物の排出を促進します。
ココアを便秘改善のために飲むなら、朝食前が最適です。
食べる前なら、胃が空の状態で腸の働きが良くなって
老廃物の排出を促進させるからです。
ちなみにダイエット目的なら、夕食後が最適です。
ココアは食欲や脂肪の吸収を抑える作用があるからです。
便秘で悩むなら、コーヒーや紅茶は控えてココアを積極的に
飲みましょう。
・便秘に効果的な食べ物とは?
便秘の時は、腸の働き具合が低下しているので
良くする成分を含んだ食べ物を摂ることが大切です。
便秘に有効な食品をご紹介します。
●納豆・・・食物繊維が豊富で腸の善玉菌を増やします。
主な原料である大豆にはオリゴ糖が含まれているので
善玉菌を増やすのを助けます。
●シリアル・・・小麦やとうもろこしなどの食物繊維が豊富で
朝食に食べるのがおススメです。
●バナナ・・・水溶性、不溶性の両方の食物繊維を含み
腸の機能を改善します。
熟しているものより、まだ青みがあるのがおススメです。
●オリーブオイル・・・オレイン酸を含み、腸の働きを活発にさせます。
食物繊維を含んだ食品を摂る のが効果的です。
・まとめ
便秘解消目的でヨーグルトを食べるなら
ビフィズス菌配合のものを選ぶことが重要です。
ヨーグルトの他にも食物繊維を含んだ大豆、シリアル、バナナを
摂ると効果的です。
またココアにも腸の働きを活発にさせる成分を含んで
いるのでおススメの飲み物です。