2019年 10月12日
風邪をひきやすい人とひきにくい人がいますが
どこが違うのでしょうか。
風邪をひきやすくする条件があるんですね。
また風邪以外にもガンなどの病気にもなりやすいことが
わかっています。
さて、どういうタイプの人が風邪をひきやすいのか、
そして対処方法もご説明します。
目次 (クリックできます!)
・風邪を引きやすい人の特徴って?
季節の変わり目など、風邪になりやすい人と滅多にならない人がいますが、
何が違うのでしょうか。
まず筋肉質で消化機能が強い人は風邪をはじめ、様々な病気に対して
抵抗力があると言われています。
逆に風邪を引きやすい人とは
筋肉が少なく消化機能も悪い人、ダイエットをしている、脂肪太りの人、
ストレスが溜まっている、睡眠不足の人です。
ダイエット中の人は、カロリーを気にして栄養バランスが乱れて
しまいがちです。
栄養のバランスが悪くなると、当然病気に対する抵抗力も弱まります。
脂肪で太っていると、当然筋肉が少なく消化機能も悪くなります。
ストレスがあると、知らず知らずのうちに体が蝕んでいきます。
免疫系細胞はホルモンのコルチゾールに反応せず、病気の発症を促す
ようになります。
睡眠不足も抵抗力を弱めます。
睡眠時間が6時間未満だと、7時間以上の人と比べて約4倍も風邪を
引きやすいというデータがあります。
睡眠不足は免疫力がダウンして、風邪のウィルスに対する抵抗力も
低下します。
風邪を引きやすい人は、これらの中で該当するものがあるのでは
ないでしょうか。
・風邪を引きやすい人はガンにもなりやすい?
よく風邪は万病の元と言われます。
風邪をひいて体内に入ったウィルスは「NK(ナチュナルキラー)細胞」が
攻撃、体内で毎日何千個も発生するがん細胞も攻撃・破壊します。
「NK(ナチュナルキラー)細胞」は免疫力の強さの基準と
なるもので、高齢者や生活サイクルが乱れた人は弱くなります。
そして風邪を引きやすくします。
NK細胞の強さと発がん率は関係しており、
低くなるほどガンになる率もアップする ことがわかっています。
NK細胞活性が低いというのは免疫力も弱いということで、風邪に
なりやすく同時にがん細胞も増殖するので発ガン率も高まると
いうことです。
風邪を引きやすい人はガンにも要注意です。
・対策
風邪をひきやすい人は対策をする必要があります。
いくつか対策方法を挙げてみますね。
●栄養バランスの摂れた食事をする
炭水化物や甘いものは控えめ、野菜や果物・タンパク質を
摂るようにしましょう。
特にビタミンCを含む野菜や果物がいいですね。
ビタミンCは、風邪をひいてしまってからだと改善の効果は
期待できません。 あくまで予防のためです。
栄養価の低いパン、麺類、お菓子類は控えるように心がけることが
大切です。
●睡眠をとる
十分な睡眠をとることで免疫力がアップします。
規則正しい生活を心掛け、睡眠は7時間以上は
とりたいものです。
●適度な運動をする
何かスポーツをするわけではなく、軽い運動のことです。
体を頻繁に動かすことで免疫力や抵抗力を高めて
風邪もひきにくくなります。
ウォーキングやプールでの水中歩行、なるべくエレベーターや
エスカレーターを使わずに階段を使うのがお勧めです。
●ストレスを溜めない
ストレスは自律神経を壊し、風邪をはじめとしたいろんな病気を
起こしやすくします。
自分に合ったストレス発散法を見つけておくべきです。
ストレス解消にはアロマオイルがおススメです。
●手を清潔にする
外出から戻ったら手を石鹸できれいに洗いましょう。
汚れた手で口元に触れると風邪ウィルスに感染することが
あります。
また、うがいもしっかりとしましょう。
●部屋の換気と湿度を保つ
できたら1時間ごとに窓を開けて換気することが理想的です。
特に冬の間は、エアコンやストーブなどで室内が乾燥しやすく
なります。
乾燥は風邪ウィルスにとって好都合になるので、増殖させない
ために湿らせたタオルや洗濯物を室内に干して湿度を常に
50%に保ちたいですね。
・まとめ
風邪を引きやすい人は、運動不足(筋肉量が少ない)、
睡眠不足、ストレス、栄養バランスの悪い食事などが挙げられます。
これらの要素があると、免疫力や抵抗力が弱まって風邪を
引きやすくなり、ガン細胞も増殖させます。
日頃から風邪にならないように規則正しい生活を心掛け、栄養バランスの
摂れた食生活と適度な運動が必要です。
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