その年に身内に不幸があったら喪中はがきを出しますが
切手は普段使っているものでもいいのでしょうか。
それとも喪中専用でないとダメなのでしょうか。
また切手の代わりに「料金別納」のスタンプを押すのは
いいのでしょうか。
官製はがきを喪中に使ってもいいのか、わからないことが
いろいろと出てきますね。
喪中はがきを準備する際のマナーについてお伝えします。
目次 (クリックできます!)
・喪中はがきに普通切手を貼るのはマナー違反になる?
喪中はがきには弔事用切手を貼るのが普通です。
料金は通常切手と同じです。(62円)
花文様の切手となります。
普通切手を貼るのが悪いというわけではありませんが
喪中はがきというのはおめでたいものではありません。
こだわりのある人とか年配の人だと、普通切手が貼られた喪中はがきを
受け取れば良い気持ちはしないでしょう。
家に余っている切手をつい使いたくなるかもしれませんが
弔辞用切手を使います。
購入は郵便局で「弔辞用切手を下さい」と言えばわかります。
・切手の代わりにスタンプを押すのは?
喪中はがきは、基本的には年賀状を出している人に送ることになります。
お付き合いの広い人は枚数もそれなりに多くなり、1枚ずつ切手を貼るのは
大変でしょう。
【関連記事】
・ 喪中はがきを出す時期はいつ?範囲はどこまで?誰に出す?
切手を貼る手間を省くのに「料金別納」のスタンプを押しても
マナー違反ではありません。
不定期で同時に郵送する郵便物が10通以上(同料金)あり、郵便局の窓口に
持参します。
窓口で料金をまとめて払い、切手の代わりに「料金別納」の
スタンプを押します。
これも人によっては、手を抜いていると思われることもあるかも
しれません。
もし心配なら面倒でも1枚ずつ切手を貼るのが無難でしょう。
・喪中はがきに官製はがきは使える?
喪中はがきは私製はがきに切手を貼るというイメージが強いかもしれませんが
官製はがきを使用しても大丈夫です。
普通の官製はがきには、「ヤマユリ」「山桜」「胡蝶蘭」がありますが
「胡蝶蘭」が弔辞用として喪中に使われます。
インクジェットタイプもありますので、自宅で印刷するのに
ちょうどいいですね。
官製はがきだと1枚62円で済むので、私製ハガキを使うよりも
料金が抑えられますね。
・まとめ
喪中はがきを私製はがきで作成するなら
切手は弔辞用を使います。
普通切手は相応しくありません。
また弔辞用切手を貼る代わりに「料金別納」のスタンプにしても
マナー違反ではありません。
官製はがきを喪中はがきにしても問題ありませんが
「胡蝶蘭」のデザインのものが弔辞用になりますので
これを使うようにします。