春は就職や進学を機に一人暮らしを始める人が多く
なりますね。
でも当惑するのが、引っ越し先でご近所への挨拶は
どうしたらいいのかということではないでしょうか。
挨拶に行っても迷惑がられたり紛らわしくないか
心配になると思います。
ではどうしたらいいのか状況に応じてアドバイスを
させていただきます。
目次 (クリックできます!)
・引っ越しの挨拶は一人暮らしでも必要?
一人暮らしとなると、大抵は賃貸住宅になることが多いかと思います。
基本的には賃貸であろうが分譲であろうが近所へのご挨拶は行くのがマナーという
観念があると思います。
しかし実際には一人暮らしの場合、6割ぐらいの人が挨拶には行かないという
データがあります。
特に若い人や単身赴任できている人はそうですね。
でも 状況によっては一人暮らしでもご近所への挨拶は必要 と思われる
ケースもあります。
どういうケースかと言うと、
近所に所帯持ち家庭が多い住宅です。
所帯持ち家庭なら挨拶に行っても快く受け入れてくれるでしょう。
しかし、周囲は独身者、単身赴任、学生など一人暮らしが多い場合は
引っ越しの挨拶は不要です。
お互いにいつ在宅しているのかわからないし、挨拶に来られても
うっとうしいと思うかもしれません。
・女性の一人暮らしについて
特に女性の一人暮らしの場合、 近所への挨拶は行かない方がいい です。
女性ひとりだと知られたら犯罪に巻き込まれる可能性だってあるからです。
でも所帯持ち家庭が多い住宅なら挨拶に行ってもそれほどの心配はありません。
一般的にご近所への挨拶に行くべきかどうか迷ったら、そこの住宅を紹介した不動産会社や
管理人さんあるいは大家さんに相談してみることをお勧めします。
きっとその地元の風習を把握しているので適格なアドバイスをしていただけるはずです。
・挨拶する範囲はどこまで?
一人暮らしの場合はほとんどの人が集合住宅かと思います。
住居全戸に挨拶に行く必要はありませんが、 両隣、真上と真下 のお宅には
最低限挨拶に行っておきたいものです。
特に真下のお部屋には騒音など何かと迷惑をかけることが予想されるので
挨拶しておくとトラブルが生じた時には対処がしやすいです。
部屋数が少ない場合には同じフロア全宅に挨拶しておく方がいいでしょう。
お互いにどんな人が住んでいるのかも知っておく方がいいと思います。
・粗品は必要?
やはりご近所への挨拶にはちょっとした粗品を持参する方が
好ましいでしょう。
金額は500円ぐらいが最適です。
あまり高価なものだと相手に気を使わせてしまいますので。
そこで引っ越しのご挨拶にオススメの品は
洗剤・石鹸・タオルなどの日用品、コーヒー・紅茶、砂糖、チョコやクッキーなどが
おススメです。
他には、以前住んでいた所の名産品でもいいでしょう。
熨斗はかけましょう。
上側に「粗品」あるいは「御挨拶」、下側に自分の名前を書きましょう。
自分の名前を覚えてもらうためにも下側には名前(苗字だけでOK)は入れましょう。
・まとめ
高校や大学を卒業すると、就職や進学のために
一人暮らしを始める人は多くなります。
引っ越し先でのご近所への挨拶はそこの状況に応じて考えるのが
ベストです。
もし、周囲に家族世帯が多ければ挨拶に行っておく方が無難です。
単身者ばっかりなら、挨拶は不要です。
女性の一人暮らしの場合は慎重に考えるべきです。
一人暮らしだとわかったら、いろんな犯罪のターゲットにされやすいですから。