猛烈な暑さの中、車に乗るにもエアコンは必需品ですね。
でも車内でエアコンをつけると、汗臭いような不快なニオイで
悩まされることはありませんか。
車のエアコンが汗臭くなる原因、応急処置として消臭する方法や
臭い予防対策はどうするといいのかについてまとめました。
目次 (クリックできます!)
・車のエアコンが汗臭いのは何が原因?
車のエアコンをつけて、汗が混じったような嫌な臭いの原因は主にカビです。
エアコンのどこにカビが発生するのかというと、内部に発生します。
外気温との差で、主にエアコン内部のエバポレーターという部分に
水滴が発生して結露になり、それを放置することでカビが発生します。
結露を放置すると湿気が多くなって、まさにカビの温床になり
増殖してしまうのです。
カビの他にも体臭、食べかす、車内で吸ったタバコのにおい、ホコリなどが
混じってさらに悪臭を発生させます。
【関連記事】
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体への影響
車のエアコンの臭いの原因となるカビは健康にも影響を及ぼすことがあります。
頭痛、鼻づまり、喉の痛み、湿疹などのアレルギー症状を起こすことが
あります。
他にも肺炎を起こすこともあります。
・汗臭いのを消臭するための応急処置
車に乗ってエアコンをつけたら漂う嫌な汗臭さにずっと耐えるのは辛いですよね。
とりあえず一時的ではありますが、応急に臭いを抑える方法を
ご紹介します。
応急処置としては
消臭スプレーを使うか、エアコンの湿気やホコリの除去になります。
消臭スプレーを使う
まずエアコンを外気に設定してつけます。
次に車外のフロントガラスの下の方にある外気口に消臭スプレーをします。
これで一時的ではありますが、エアコン内部の臭いや埃を除去してくれます。
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湿気やホコリを除去する
エアコンのA/Cボタンを切り、設定温度と風量を最大にします。
窓を開けておいて10分ほどそのままにしておきます。
このようにすることによって、埃や湿気を取り除くことができて
一時的に消臭できます。
・車のエアコンが汗臭くなるのを予防するには
一時的にエアコンの臭いを消す応急処置をご紹介しましたが、
これだけではまたすぐに臭いが発生します。
なので、日頃から臭いを防ぐ予防対策が必要です。
予防対策としては
エアコンのフィルター交換、湿気対策、エバポレーターの洗浄、エアコンの吹き出口の掃除、
スチーム消臭剤の使用になります。
エアコンのフィルター交換
エアコンのフィルターには埃や汚れが詰まります。
埃や汚れがエアコンの風と混ざって嫌なニオイを発生させます。
フィルターは年に1回の交換をお勧めします。
自分で交換が不安だという場合はディーラーに頼むといいでしょう。
湿気対策
その日の運転が終わったら、毎回熱風でエアコン内部を乾燥させます。
やり方は前章でお伝えしました応急処置の「湿気やホコリを除去する」を
ご参照下さい。
エバポレーターの洗浄
エバポレーターとはエアコン内部の空気を冷やす部分です。
車用品店で販売されているエバポレーター専用クリーナーで洗浄します。
エアコンの吹き出口の掃除
エアコン内に埃や汚れが入らないようにマメに湿らせたタオルなんかで拭き取ります。
スチーム消臭剤の使用
スチーム消臭剤を車内全体に循環させ、車内の除菌や消臭、エアコンの消臭もできます。
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使い方はエアコンをつけたら内気ボタンにし、スチーム消臭剤を使います。
消臭時は10分ほど車を密閉状態にして、その後に窓を開けて換気します。
その他にも車内では食べ物をこぼさない、禁煙を心掛けることも大切です。
・まとめ
車のエアコンが汗臭いようなニオイがするのは、
カビや汚れが原因です。
普段からまめにエアコンの掃除や湿気対策をすることが臭い防止に
つながります。
面倒がらずにやりましょう。