きくらげって何となく食べていることが多くないですか。
実はこのきくらげには驚くべき健康効果があるんですよ。
どんな栄養素を含んでいて、私たちの身体にどんな良い健康効果があるのかをお話していきますね。
きくらげの保存方法やおいしい食べ方も合わせてご紹介します。
ぜひ健康が気になる方にとって参考になればと思います。
目次 (クリックできます!)
・きくらげがガン予防になるって?
キノコ類のひとつであるキクラゲですが、食物繊維だけでなく意外な栄養素を含んでいるのです。
しかも免疫力アップ、アレルギー予防、ガン予防になる栄養素が含まれていることが明らかになりました。
その栄養素とはビタミンD。
きくらげに含まれるビタミンDはなんと食品の中でもずば抜けた含有量です。
食物繊維はゴボウの3倍もあるんですよ。
ビタミンDはガン予防に有効であることが動物実験でわかったという報告があります。
ではビタミンDとガンにはどんな関係があるのでしょうか。
ビタミンDとガンの関係
ビタミンDには免疫機能を調節(免疫力をつける)したり、体内に侵入したウィルスや細菌に対して必要な免疫機能を促進するんですね。
そのため、ガン細胞を抑制するのに有効で、ガン予防になるということです。
ビタミンDは日光に1日20分ぐらい浴びることで体内で作れるのですが、毎日浴びることはなかなかできないと思います。
ですので積極的にきくらげを食べたいですね。
・きくらげの保存方法
キクラゲには椎茸のように乾燥したものと生のものがあります。
生のきくらげの保存についてお伝えしていきます。
・冷蔵庫に入れる
水分がつかないようにキッチンペーパーで包むようにして、ビニールとかジップロックに入れて冷蔵庫で保存することができます。
冷蔵庫で保存すれば、賞味期限は1~2週間ほどです。
・冷凍庫で保存
生のきくらげをビニールかジップロックに入れて、空気を抜いてから冷凍庫で保存します。
食べやすい大きさに切って冷凍保存も大丈夫です。
冷凍保存の場合の賞味期限は3~4ヵ月です。
ちなみに常温保存すれば、賞味期限は1週間ほどです。
水に戻したあとのきくらげの賞味期限は冷蔵庫で3~4日、冷凍庫で3か月程度です。
生きくらげの選び方
表面に艶があり、色が濃いものを選びます。
できたら肉厚がいいですね。
・きくらげのおススメの食べ方
きくらげを使って気軽にできるレシピをご紹介します。
●きくらげと豚バラの卵炒め
【材料】(2人分)
・きくらげ 75g
・豚バラ肉 120g
・卵 2個
・塩こしょう
・サラダ油
・ごま油
【調味料】
・ウェイパー 小さじ2
・醤油 小さじ2
・オイスターソース 小さじ2
・酒 小さじ2
・砂糖 小さじ1/2
【作り方】
1. きくらげと豚バラ肉を一口大に切っておく。
卵を溶いて塩コショウをする。
調味料を合わせておく。
2. フライパンにサラダ油をひき、卵をかきまぜながら炒めてお皿に取り出す。
3. そのフライパンにごま油をひき、豚バラ肉を炒め色が変わったらきくらげ、卵の順に炒める。
4. さらに3に合わせた調味料を加え、全体に味が馴染んだら出来上がり。
●きくらげとモヤシのナムル
【材料】(4~5人分)
・きくらげ(乾燥) 20g
・もやし 1袋
・きゅうり(千切り) 1/2本
【調味料】
・ごま油 大さじ2
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・醤油 小さじ1
・塩コショウ 少々
【作り方】
1. きくらげは戻し、もやし同様に切っておく。
きゅうりの千切りも同じように切り、塩を少々混ぜて10分ほど置いて水気を切る。
2. きくらげともやしは熱湯にくぐらせて、冷水に浸しておく。
3. 調味料を合わせて、1のきゅうりと2を和えて出来上がり。
●きくらげと豆苗の生姜炒め
【材料】(4~5人分)
・きくらげ(乾燥) 大さじ1
・豆苗 1袋
・生姜の千切り 1片
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1/2
。塩こしょう 少々
【作り方】
1. きくらげは戻して固い部分を取り除く。
豆苗をざく切りしておく。
2. フライパンにサラダ油をひき、生姜を炒めたら水気を切ったきくらげを入れて炒める。
3. 豆苗を加え、酒・醤油を回し入れる。
塩こしょうを少々入れ、手早く炒めたら出来上がり。
私は八宝菜をやるときによくキクラゲを入れています。
きくらげは卵やあんかけものと相性がいいですね。
もし、きくらげが苦手だという人にはパウダーがおススメです。
パウダーだと味噌汁や煮物などに入れるといいですよ。
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・まとめ
キクラゲは食物繊維がゴボウの3倍、ビタミンDの含有量がずば抜けた食品です。
ビタミンDが免疫力をアップ、ガン予防をはじめ、感染症予防や骨を強くします。
きくらげは手軽に料理に使えるので、積極的に食べたいですね。