じゃがいもを買ってしばらく放置しておいたら
芽が出てしまったということはありませんか。
芽が出たからと言って捨てるのはもったいないと
思いますね。
芽の出たじゃがいもは加熱すれば食べれるのでしょうか。
購入したじゃがいも、芽が出ないようにする保存方法は
あるのでしょうか。
芽の出たじゃがいもはどのように調子すればいいのか、
芽止めする保存方法についてまとめました。
目次 (クリックできます!)
・じゃがいもに芽が出ても加熱したら食べれるの?
じゃがいもはカレーやシチューなどの料理に欠かせない野菜ですね。
でも買ってから日にちが経って芽が出てしまった、、、なんて
ことはありませんか。
じゃがいもの芽というのは強い毒性を持っているのです。
「ソラニン」「チャコニン」という毒性の物質を持っています。
これらの毒素は加熱しても除くことはできません。
じゃがいもの芽は少量なら食べても大丈夫なことも
ありますが
1日に5個以上食べたり、少量でも積み重なっていくと
嘔吐・下痢・腹痛・頭痛などの症状が出ます。
特に子供やお年寄りは注意が必要です。
もし、芽の出たじゃがいもを食べるなら芽を取り除く必要があります。
次章ではじゃがいもの芽の取り方をご紹介します。
・じゃがいもの芽の取り方
体に毒になるじゃがいもの芽は完全に
取り除くことです。
芽の取り方ですが、包丁で芽をえぐり取ります。
根本も残さないようにします。
円を描くようにすると取りやすくなります。
また緑色になっている部分を見ることもありますが
この部分も芽と同様に毒素を持っているので完全に
取り除きます。
・じゃがいもの芽が出ないようにするには
じゃがいもを買ってきてしばらく保存する場合、
芽止めするには低温保存するか湿気を少なくすることが重要です。
低温にするには、暗い場所に保存します。
箱に入れてふたをしておくといいですね。
じゃがいもを保存する適温は15~20℃ぐらいです。
日に当たったり、意外にも電気の明かりに当たることでも毒素成分の「ソラニン」が
作られ芽が出る原因になります。
湿気から守るには、風通しのいい場所で新聞紙で包んで
おきます。
あと、あまり知られていないかもしれませんが
じゃがいもを保存している箱の中にリンゴを入れておくと芽が出にくくなるんですよ。
実はリンゴは果物が熟すのを促進させる「エチレンガス」を
発生させているのです。
このエチレンガスは人間には無害で、じゃがいもの芽を
出にくくする働きをするんですよ。
・まとめ
じゃがいもは芽が出ないうちに食べたいものですが
買ってから日が経って芽が出てしまったということも
あるかと思います。
じゃがいもの芽に含まれる毒素は加熱しても消えないので
必ず芽は完全に取り除いてから調理しましょう。
じゃがいもを購入したけどすぐに食べない場合は、できるだけ
暗い場所で保存するとか、新聞紙で包むとかで湿気から
守って芽止め対策が必要です。