そろそろ年賀状を書く季節がやってきましたね。
年賀状を出すのは毎年面倒だと感じている人が
多くなっているようです。
年始の挨拶状でもある年賀状を出す風習は日本独特です。
この伝統を打ち切ってもいいものなのか迷いますね。
年賀状を出さないというのはどうなのかを考えて
みます。
目次 (クリックできます!)
・年賀状を出さないのはマナー違反になる?
年賀状を出すのを負担に思っている人が増えています。
自分はもちろん、相手が喪中の場合は年賀状を出さないのは当然ですが
ここでは喪中や何か不幸な出来事がなくても年賀状を出さないのはどうかと
いうことです。
現在は年賀ハガキ1枚52円、枚数が多くなるとそれなりに負担額も大きく
なりますよね。
金銭的な面でも負担に思っている人は多くなっています。
最近では自宅で宛名や裏面を印刷する場合が多く、インク代もかかって
きます。
年賀状の元来の意味は、新年にご挨拶に伺えなかった相手に手紙で挨拶を
済ますというものです。
ハッキリと言えば、相手との関係によっては年賀状を出さないのは失礼になります。
【関連記事】
・ 年賀状を出すか出さないを判断する基準、やめるタイミング、やめ方
上司の方に年賀状を出さない、またはメールやラインで済ませるのは
失礼にあたります。
そして職場の同僚に対しても同様です。
年賀状を出す、出さないは会社によっては暗黙の了解みたいなのが
あります。
会社によってはお互いに気を使わないように一切年賀状のやり取りを
しないという風習のところもあります。
いわゆる「虚礼廃止(きょれいはいし)」ということですね。
上司や同僚に年賀状を出すべきかどうかは職場の風習に従いましょう。
出すべきです。
特に小さい子供がいれば写真付きで子供の成長を報告できます。
済ませても差し支えありません。
要するに普段いつでも会える相手にはあえて年賀状を出さなくても
マナー違反にはあたりません。
・年賀状の返事を出さないのもマナー違反?
自分からは一切年賀状を出していなくても元日に誰かから届く場合が
あると思います。
この場合は返事を出すべきなのかということですが、
出さないのは失礼になります。
元旦以降に届いた場合も同様です。
・返事を出すときの注意
相手が目上の場合は「年賀状ありがとうございました」と記載するのはタブー。
あくまでも自分から出すというスタンスで出します。
もし親しい友人や同僚であれば、「年賀状ありがとう。返事が遅くなってすみません。」と
しても構いません。
遅くても1月7日までには出しましょう。
万が一、それ以降になる場合は「寒中見舞い」として2月4日頃までに出します。
・年賀状を上手にやめたい
年賀状を書くのも億劫になってきたので、やめてしまいたいと思っている人も
少なくありません。
そこでやめるタイミングと上手にやめる方法をご提案します。
【関連記事】
・ 年賀状を切るタイミング、やめる方法、やめるときの文例
・やめるタイミングは?
・職場関係なら会社を辞めた年
・相手から年賀状がこなくなった翌年
・喪中の翌年
・高齢だと思う時期
・病気になった年
・年賀状を上手にやめるには?
・相手が年賀状だけの付き合いの場合
黙って出すのをやめてもいいでしょう。
そうすれば相手からも来なくなると思います。
・親しい友人や、普段の生活に関わりのある相手の場合
親しい友人ならメールや会った時に直接、今後は年賀状をやめるという旨を
伝えれば大丈夫です。
親しくはないけど日ごろから関わりのある相手なら、寒中見舞いで
今後は年賀状を辞退するという旨を伝えればいいです。
寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年賀状をありがとうございました。
誠に恐縮ではありますが、今後はどなた様にも
年始のご挨拶を控えさせていただく事に致しました。
何卒ご了承くださいませ。
今後とも今まで通りお付き合いをいただけると幸いです。
メールアドレス : ●●●●●●
忘れてはいけないのは、あなただけでなく誰にも年賀状は出さないと
いうことを強調することです。
また今後のお付き合いも望むという意味で、最後にメールアドレスなども
記載しておくと嫌な気持ちにはならないでしょう。
・まとめ
年賀状を出す、出さないは自由ですが
職場ならそこの風習に従うと間違いありません。
普段なかなか会えない親戚には出すべきです。
親しい友人の場合はメールやラインなどで新年の挨拶を交わしても
問題ありません。
相手との関係によって年賀状を出す、出さないは判断するのが
妥当です。