4月1日は「エイプリルフール」として知られ、この日は
嘘をついてもいいとされています。
でも午後になってからだと嘘をつくのはダメなのでしょうか。
どんな嘘ならいいのでしょうか。
エイプリルフールの由来と共にルールなどについて
まとめました。
目次 (クリックできます!)
・エイプリルフールで午後は嘘つけない?
4月1日は「嘘をついてもいい日」とされていますね。
でも4月1日ならいつでも嘘をついていいというわけではありません。
嘘をついていいのは午前中だけとされています!
午後はネタばらしをする時間とされているからです。
イギリスではオークアップルデー(5月29日)と言って、王政復古の記念日が
あるのですが、国王に忠誠を誓うという意味で
午前中だけオークアップルの実を身につけ、午後にははずすという習わしに
因んだものではないかと言われています。
このオークアップルの実を身に付けないと、「忠誠心がない」と
見なされたとのことです。
・どんな嘘ならついてもいいの?
エイプリルフールだからと思って嘘なら何でもついてもいいと
いうわけではありません。
人を誹謗中傷するような内容であったり、不幸な内容の嘘は
当然NGです。
誰が聞いても笑えるような明るいウソをついてもいいということです。
例えば「今年から祝日が増えるんだって」とか
「人気タレントの〇〇さんが来るんだって」とかなら
冗談で済ませられますよね。
でも実際に叶いそうなこと(例えば結婚とか)に関して
嘘をつくと、叶わなかったり叶うのが遅くなると言われていますので
現実的にありそうなことに関して嘘をつくのは避けた方が良さそうです。
・エイプリルフールの由来
由来は複数の説があるのですが、
中でも中世のフランスにあるのではないかと言われています。
16世紀ごろのフランスでは3月25日が新年とされ、4月1日まで
お祝ムードで過ごしていました。
ところがフランスの国王シャルル9世が1月1日を新年に
してしまったので、これには国民が反感を持って
「4月1日は嘘の新年」と言って、大騒ぎするようになったとの
ことです。
シャルル9世は批判した国民を処刑しました。
そしてフランス国民はこのことを忘れないためにも、抗議の意味でも
毎年4月1日を「嘘の新年」として祝うようになったと言われています。
これがエイプリルフールの始まりだということです。
日本でエイプリルフールが始まったのはいつ?
日本でもエイプリルフールが知られるようになったのは
江戸時代ではないかと言われています。
当時は嘘を付くのとはちょっと違って、嘘を手紙で
お詫びする日だったとのことです。
その後何があったのか、大正時代になって
「嘘をつく日」になりました。
・まとめ
4月1日はエイプリルフールで嘘をついてもいい日なのですが
嘘をつくのは午前中だけ、それも午後にはネタばらしを
するためです。
冗談で済ませられるような嘘ならついてもいいということです。
しかし、これから実現できそうなことの嘘を言うと
逆に叶わなくなると言われているので避けた方がいいですね。