除菌シートは一度使っても再利用できないものなんでしょうか。
コロナ禍で除菌シートも日によってはお店になかったりするから、何とか再利用できればと思いませんか。
再利用できるのか、使用期限とか保存方法についてもお話ししていきます。
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・除菌シートは再利用しても効果はある?
除菌シートはできたら繰り返し使えると経済的ですよね。
しかし、アルコールタイプでもノンアルコールでもどちらの除菌シートも、再利用は除菌の効果はありません。
アルコール除菌シートに含まれる除菌成分『エタノール』はすぐに揮発してしまいます。
そのため、エタノールの除菌効果は一瞬だけなのです。
ノンアルコールシートにも『ベンザルコニウムクロリド』や『セチルピリジニウムクロリド』などの除菌作用のある成分が含まれています。
これらの除菌効果も一瞬だけなのです。
ウェットタイプの除菌シートは、使用後はすぐに乾燥してしまいます。
乾燥すれば除菌効果はなくなります。
ということで、ウェットタイプの除菌シートはアルコール・ノンアルコールにかかわらず、次回使用するときは新しいものを使うようにします。
・除菌シートの使用期限
未開封の場合、開封済みの場合についてお答えします。
まず未開封の場合ですが、使用期限は約3年です。
すでに開封済みにしている場合はできるだけ早くお使い下さい。
使用期限は保管方法にもよりますが、たとえ未開封でも購入後1~2年以内には使い切ることをお勧めします。
●除菌シートの保存方法
除菌シートは乾燥すると、除菌効果がなくなるので乾燥しないように保存することが大切です。
もちろん直射日光が当たらないところ、高温にならないところで保管します。
一度開封してしまうと乾燥がしやすくなります。
蓋のし方が曖昧だと、一気に乾燥してしまいます。
市販の除菌シートを入れ替えずにそのまま保管すると、乾燥しやすいように思います。
では乾燥しないような保存方法ってどうすればいいのでしょうか。
●ジップロックに入れる
しっかりと空気を抜いてからチャックを閉めて保管します。
密閉されるので乾燥も防ぎ、保管には最適ですね。
・ウェットティッシュケースに入れる
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こういったケースに入れるのもおススメです。
乾燥もしにくく、おしゃれですね。
また取り出しやすいですね。
もし乾燥してしまったら
除菌シートは一度乾燥してしまうと、除菌効果はなくなります。
もしどうしても再利用したいという場合は、乾燥した除菌シートに除菌スプレーをかけて使用してもいいでしょう。
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除菌スプレーを多めにかけないと意味がないと思われ、コスパ的には損かもしれませんね。
・まとめ
除菌シートはアルコールでもノンアルコールでも乾燥してしまうと、除菌効果は失われてしまいます。
シートに含まれる除菌成分はすぐに蒸発してしまい、乾燥するのも早くて除菌効果は一瞬のものなので再利用はできません。
未使用のシートもジップロックに入れておくか、ケースに入れて保管すると乾燥しにくいですね。
面倒でも次に使用するときは新しいものを出すようにして下さいね。