お正月にもらうお年玉は、子供にとって楽しみの1つですね。
でも大人は子供がいくつになるまであげるものなのか、また
誰にいくら渡せばいいのかと戸惑います。
このサイトでは大人の戸惑いを解決させます!
そしてお年玉の由来も併せてご紹介します。
目次 (クリックできます!)
・お年玉は子供がいくつになるまであげればいいの?
誰しも子供の頃はお正月になると、親や親戚からお年玉をもらうのが何よりも
楽しみだったのではないでしょうか。
でも大人になるにつれて、あげる立場になるんですね。
そこで、「あの子は〇〇才だけどお年玉はあげた方がいいの?」と戸惑うことも
あるでしょう。
世間一般では、20代前半までもらっていたという人が多いですね。
30歳を過ぎてももらっている人も。
その家庭のルールもあるかもしれませんが、 社会人になるのを機に
お年玉を渡すのも打ち切る 場合が多いです。
中にはお年玉をあげるのは高校生までで、大学生になったら
打ち切る人もいます。
社会人になって自分でお金を稼ぐようになっているのに
お年玉をもらうのはちょっと抵抗があります。
高校卒業する18歳までは親としての義務があり、それ以降からは
自立できる年齢でもあるので、お年玉も18歳までとしている家庭も
あります。
あげる立場になったら、相手の家庭の方針を聞いてから判断すれば
いいのではないでしょうか。
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・年齢に応じた相場
次に悩むのがどのくらいの額にしたらいいのかと
いうことではないでしょうか。
もちろん年齢に応じて額を決めたいものです。
<赤ちゃんから幼稚園児>
お年玉についてまだわかっていないので現金よりもおもちゃかお菓子でも構いません。
もし付き合いで現金でするなら、1000円が妥当です。
親から子なら、500円で十分です。
<小学生>
低学年なら2000円~3000円、高学年なら3000円~5000円です。
小学生同志の兄弟がいると多い少ないでケンカになることもあります。
でも下の子(弟や妹)には、「あなたも〇年になったら同じようにあげるからね」と
予告しておくといいでしょう。
<中学生>
この頃になると、お金がかかることが多くなってきます。
5000円がちょうど妥当です。
<高校生以上>
高校生になるとさらにお金のいることが増えます。
10000円が妥当です。
どの年代も相場よりも高額になるのは感心しません。
親戚だと負担をかけることになったりします。
「相手の年齢×500円」が一般的な相場です。
しかし、500円単位になるとすっきりとしないので四捨五入のようにして
3000円、5000円、10000円とする場合が多いですね。
やはりどの相手に対しても「平等である」ということを教える必要が
あると思いますね。
・お年玉の由来
子供たちが何よりも楽しみにしているお年玉、
それには「年神様の魂」の意味があるんです。
お年玉は鎌倉時代に始まり、その当時はお金を子供たちに
あげていたわけではありませんでした。
元々は、鏡餅を神様へのお供え物としていてそのお下がりに
年神様の魂がこめられていて、これを「お年玉」と
呼んでいました。
昔は家の主がお下がりの鏡餅を子供たちに分けていたのですが
いつの間にか、現在のようにお金を渡すというふうになりました。
・まとめ
お年玉をあげるのは、世間一般では高校生までか
社会人になるまでが最も多いです。
そこの家庭の方針を聞いてからにすると無難です。
あげる額も「あげる相手の年齢×500円」と言われています。
「お年玉」というのは、元々は子供たちに神様へお供えした鏡餅の
おさがりだったのがいつの間にか「お金」になったのが不思議ですね。