2019年 10月12日
仕事や勉強でどうしても眠たくならないように
するには、コーヒーを飲むと眠気覚ましになると
聞いたことのある人は多いと思います。
本当にそうなのでしょうか?
コーヒーが私たちにどのような影響が
あるのか興味深いですね。
目次 (クリックできます!)
・コーヒーを飲むと眠気覚ましになる?
仕事や車の運転中、勉強があって眠らないようにするのにコーヒーを愛飲する人は
多いのではないでしょうか?
コーヒーに含まれるカフェインが作用するからです。
我々が眠たくなるのは数十種類の睡眠物質が作用しているのですが
その中でも代表的なのが「アデノシン」という物質です。
この「アデノシン」は神経伝達物質のことで、カフェインと
よく似た構造をしていて、「アデノシン」の代わりにカフェインが
作用するようになるのです。
つまり、脳に眠気が伝わるのを防ぐ役目をするので眠気覚ましの効果を
発揮するということになります。
より眠気覚ましの効果を望むなら、ホットで飲むようにしましょう。
アイスコーヒーだと、ホットよりもカフェインが少なくなります。
しかし過剰に飲みすぎると、いざ飲むのを止めると頭痛や短気、集中欠如に
なることがあるので注意が必要です。
普段から飲みすぎないようにする方が望ましいですね。
またカフェインには利尿作用があるので、水分不足に
ならないように水などのカフェインを含まないものも
必要です。
・砂糖は入れない方が効果的?
砂糖は体に吸収されやすく、血糖値が急激に上昇します。
血糖値は急激に上がると、下がる時も急激になって
脳のエネルギー源であるブドウ糖が供給されなくなってしまうのです。
こうなると睡魔に襲われることになります。
血糖値はゆっくりと上昇してゆっくりと下降するのが正常です。
ということはコーヒーで眠気を覚ますなら、砂糖なしで飲むのが
お勧めです。
缶コーヒーにはほとんどが砂糖を含んでいるので、避けるべきです。
いつも缶コーヒーや砂糖入りを飲んでいると、無気力になったり
集中力も低下するということです。
・眠気覚ましの効果が出る時間と持続時間
コーヒーを飲んで、眠気覚ましの効果がでるまでの時間は個人差はありますが、
一般的には約30分後と言われています。
そして、 コーヒー摂取後30分後から4~5時間程度持続 します。
(ホットコーヒーの場合)
アイスで飲むと、効果が出るのは1時間~2時間後となり、
効率が悪くなります。
どうしても仕事や勉強などで眠ってしまったら困るという場合は、
眠たくなりそうな時間の30分前にホットで飲むようにして下さい。
・まとめ
眠たくならないようにするには、コーヒーは
効果的です。
カフェインの力で眠たいという情報が脳に伝わらないように
するからです。
砂糖は血糖値を急激に上下させるので、逆に眠気を促進
するので、コーヒーは砂糖なしで飲む方が効果的です。
一般的にコーヒーを飲んでから、眠気覚ましの効果が出るのは
30分後と言われています。
その後4~5時間その効果が持続します。
眠気覚ましでコーヒーを飲むなら、持続時間を考えて
ホットで砂糖なしで飲むように心がけたいですね。