だし巻き卵はお弁当のおかずの一品に合いそうですね。
でも前日に作っておいても大丈夫なのか気になるところです。
前日に作り置きしても腐らないかどうかが心配ですね。
出し巻き卵とお弁当についてお話していきます。
目次 (クリックできます!)
・お弁当のだし巻き卵は前日に作っても大丈夫?
だし巻き卵は出汁を含んでいるので後から水分が出てきます。
その水分が他のおかずやご飯につくと菌が繁殖しやすくなります。
でも前日からお弁当用にだし巻き卵を作り置きすることは可能です。
作るときのコツと正しい保存方法が大切です。
普通はだし巻き卵を作る時は中火~強火にしますが、これだと出汁が
出やすくなります。
お弁当に入れて出汁が出ると他のおかずやご飯が傷んだり、菌が繁殖
します。
そのため前日にお弁当用に作るなら弱火にすることです。
弱火で焼くことによって出汁が出にくくなります。
ただ出汁が少なくなると、ふわふわ感が多少はなくなるのが
残念なのですが。
また出し汁を取らなくても白だしや麺つゆで代用できますよ。
これなら簡単にできますね。
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卵焼きと出し巻き卵の違い
卵焼きというのは割り落とした卵の中に醤油、砂糖などを入れて溶き、薄く焼きながら巻いたものです。
一般的に卵焼きと言われるものです。
出し巻き卵とは割った卵の中に出汁を入れて溶き、薄く焼いて巻いたものを
言います。
だし巻き卵の場合は関東と関西では味付けが異なります。
関東では出汁の他にも醤油や砂糖などを入れます。
それに比べて関西では出汁だけで作ります。
・だし巻き卵の保存方法
次に前日にお弁当用に作った出し巻き卵の保存方法について
お伝えしていきます。
●冷蔵庫で保存
だし巻き卵が完全に冷めてからラップをかけて冷蔵庫に入れます。
まだ温かい状態でラップをして冷蔵庫に入れると、水滴ができてその水滴が
原因となって雑菌が繁殖しやすくなります。
必ず完全に冷ましてから冷蔵庫に入れます。
●冷凍庫で保存
こちらの場合も完全に冷ましてかラップをかけ、空気に触れないように
すき間がないようにします。
ラップをかけた出し巻き卵をさらにジップの付いた保存袋に入れます。
鮮度を保つためです。
冷凍保存しただし巻き卵は解凍しないでそのままお弁当に入れます。
保冷剤の役目を果たし、お昼ごろ食べるときには自然解凍されています。
お弁当には冷凍のまま入れても、その残りを一度解凍して食べきれなかった分を
再度冷凍保存するのは不衛生です。
常温で保存するのは絶対にやめましょう。
特に夏になると、常温で放置しておくと数時間で菌が繁殖します。
冬でも室温が10℃以上になるなら必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
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・だし巻き卵の日持ちはどれぐらい?
冷蔵庫で2日、冷凍庫で1~2週間です。
冷凍保存がいちばんおススメですが、解凍すると水分と共に旨味成分も
失われてしまうのがデメリットですね。
・まとめ
お弁当用に前日から出し巻き卵を作って保存して
おくことは可能です。
ただし、前日に作るなら弱火で焼いて水分が出にくくすることが
大切です。
保存はお弁当用だけなら冷蔵庫でも構いません。
しかし夏は冷凍庫での保存をお勧めします。
冷凍のままお弁当に入れることで保冷剤の代わりになります。
多く作って余るなら小分けにして冷凍保存がいいでしょう。
注意したいのは常温での保存は絶対にやめることです。