暑い時期だとスポーツをするのにスポーツドリンクを
飲む機会は多くなります。
中学生や高校生のお子さんのいる家庭では部活に
スポーツドリンクを持たせることもあるでしょう。
しかし、ステンレスの水筒に入れると毒素が出ることを
ご存じですか?
入れる容器には注意が必要です。
目次 (クリックできます!)
・スポーツドリンクを水筒に入れるのはダメ?
ステンレス製の水筒は保冷機能があって飲み物を入れて時間が経っても冷たいままなので
人気があるのですがスポーツドリンクのような酸性の強い飲み物の場合は注意する
必要があります。
実はステンレスやアルミの水筒にスポーツ飲料を入れると、
水筒の金属の成分が飲み物の中に溶けだして、中毒症状を
起こす ことがあるのです。
金属成分が溶け出すというのは、サビが発生(腐食)するということです。
スポーツドリンクには塩分が含まれ、その塩分が水筒の金属を腐食させるのです。
水筒の成分が溶け出したスポーツ飲料を飲んで、吐き気やめまい、頭痛などの
症状があったという報告があります。
普通なら短時間の間に金属の成分が溶け出すのは微量であることが
多いのですが、
何回も使い続けて水筒の内面にキズがあると、金属成分が高濃度で
溶け出すことがあります。
もし、苦味があったり金属の味がしたら飲むのは止めましょう。
特に古い水筒にはスポーツ飲料を入れるのは厳禁です!
その他にも酸性の強い飲料は、炭酸飲料・果汁ジュース・乳酸飲料・
ビタミンCなどが挙げられます。
これらの飲料を持参するときには、金属製の水筒は避けるべきです。
▼合わせてこちらもどうぞ!
・どんな容器に入れたら安全なの?
プラスチック製のスクイズボトルあるいは
スポーツ飲料専用の水筒を使用しましょう。
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スクイズボトルの保冷ケースもあります。
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プラスチック製のボトルはどうしもニガテだと言う人は
麦茶を保冷効果のある水筒に入れて持参するのが最適です。
・スポーツドリンクは薄めて飲むほうがいい?
スポーツ飲料には糖分も含まれているので、そのままだと水分吸収に時間がかかってしまいます。
特に 熱中症予防で飲む時は、早く水分を吸収させて補給する
必要があるので水で2倍ぐらいに薄めて飲む方が効果的です。
スポーツドリンクでお馴染みのポカリやアクエリアスは、人間の体と同じ浸透圧にした
イソトニック飲料です。
つまり、水分の吸収が遅いということです。
逆に体より浸透圧を低くしたのがハイポトニック飲料と言います。
こちらは水分の吸収が速くなります。
スポーツをする前としている最中は、アイソトニック飲料(薄めない)でOKですが
スポーツをした後は、ハイポトニック飲料(水で2倍ほどに薄める)が適しています。
・まとめ
スポーツドリンクを持参する場合は、ステンレスやアルミの
水筒に入れると金属成分が溶け出して、中毒症状を起こすことがあるので
スポーツ飲料専用の水筒かスクイズボトルに入れましょう。
スポーツ飲料と同様に酸性の強い炭酸飲料・乳酸飲料・果汁ジュース・ビタミンCなどは
金属製の水筒には入れないようにしましょう。
スポーツドリンクは運動前や運動中は、そのままでも構いませんが
運動後の汗をかいた時は、水で2倍ほどに薄めて飲む ことを
おススメします。