仕事が忙しくて帰りが遅くなると、ついお風呂にも
入らずにそのまま眠ってしまうことってあると思います。
朝風呂が習慣になっている人は少なくありません。
朝シャンすると禿げる?と言われていますが
実際はどうなのでしょうか。
夜にシャンプーするのとはどう違うのでしょうか。
朝シャンと夜シャンについてまとめてみました。
目次 (クリックできます!)
・朝シャンをすると禿げるの?
薄毛になるのは、朝シャンに関係なく遺伝的な要素も
関係があります。
しかし、朝シャンは頭皮を傷めます。
夜に洗髪しないで眠ると、頭皮の毛穴に皮脂が詰まり
髪の成長を妨げ新しい髪を生えづらくしてしまいます。
髪もお肌と同じで22時~翌2時の間に成長すると言われています。
この時間帯に最も成長ホルモンが多く分泌され、髪の成長が
促進されるのです。
朝シャンすると、せっかく睡眠中に分泌された皮脂が
落とされてしまいます。
毛穴に詰まった皮脂も落とされるので頭皮の汚れが
落ちてスッキリすると思われがちですが、
必要な皮脂まで落としてしまうのです。
頭皮には皮脂でできた庇護膜(ひごまく)という膜があるのです。
その 庇護膜は紫外線や外部からの刺激から守ってくれる という
役割があり、朝シャンによってその膜を除去されてしまうと
頭皮は紫外線の影響を受けることになり、抜け毛が多くなるのです。
かと言って、夜にシャンプーして朝シャンもというのはもっての外!
2度もシャンプーすると、皮脂を落とし過ぎてしまって頭皮の乾燥が
進みます。
頭皮の乾燥が禿げる最大の原因になっているのです。
やはり夜にシャンプーするのが頭皮にとってはいいわけです
・朝シャンのメリットは?
朝シャンにもメリットはあるのです。
朝シャンすると、目覚めが良くなったり髪のセットがしやすいと
いうことはあるでしょう。
寝ぐせを直すなら朝シャンするのが手っ取り早いですね。
寝ている間にかいた汗を落とすのにもいいでしょう。
特に夏はすっきりとします。
またシャワーのお湯で交感神経が刺激されるので、
すっきりとするはずです。
・注意点
頭皮の健康には夜にシャンプーするのが最適なのですが
どうしても朝シャンする必要がある場合も出てくるでしょう。
できるだけ抜け毛を防ぐなら、以下のことに気をつけたいものです。
・シャンプーは使わずにお湯だけで洗髪する。
・どうしてもシャンプーを使うなら、いつもよりも早めに起きて
時間をかけて丁寧にすすぐ。
朝起きた時は頭皮の毛穴が開いた状態になっており
早く起きて、少しでも開いていない状態の時にシャンプーする。
・できるだけ皮脂が落ちるのを少なくするためにリンスで髪を保護する。
※ リンスは頭皮に付かないようにすることです。
頭皮にリンスが付くと、痒みやニキビなど頭皮が荒れる原因になります。
必要な皮脂まで落とさないように工夫することが重要です。
・まとめ
髪や頭皮を健康に保つためには夜にシャンプーするのが
お勧めです。
朝シャンすると、皮脂を落とし過ぎてしまって
頭皮が乾燥して髪も抜けやすくなります。
どうしても朝シャンするなら、お湯だけにしておきましょう。
シャンプーを使う場合は時間をかけて丁寧に洗って、リンスで
髪を保護したいものです。