本ページはプロモーションが含まれています

ベランダにいる赤い虫はどこから出てくる?害はあるの?退治するには

本ページはプロモーションが含まれています

毎年5月から6月にかけて、主にベランダの手すりなどに
すごく小さくて赤い虫を見ることはありませんか。
この赤い虫は一体どこから出てくるのでしょうか。
この虫が発生していると、布団も干せないですね。
ベランダで見かける赤い虫の出所や退治する方法について
調べてみましたのでお伝えします。

スポンサードリンク

目次  (クリックできます!)

  • ・ベランダの手すりにいる赤い虫はどこから出てくるの?
  • まずこの小さくて赤い虫はタカラダニと呼ばれるダニの一種です。

    北海道から沖縄まで日本全国で見られます。

    タカラダニは、コンクリートのすき間や狭い亀裂で産卵しているのです。

    3月ごろは幼虫でコケ藻類を食べ、セミやクモに寄生して
    体液を吸って成長していきます。

    そうしているうちに地表に落ちてきて、
    やがて脱皮して成虫へとなります。

    成虫になると花粉を餌にして成長していき、産卵するために
    ベランダの手すりやコンクリートのすき間などに現れます。

    手すりやコンクリートのすき間や亀裂には、苔が生えていたり
    花粉も付きやすいので、
    タカラダニはそれらを餌食にしてそこで産卵するのです。

    産卵すれば死んでしまい、全くいなくなります。
    6月下旬から7月頃になれば、タカラダニが消えてしまうのは
    このためです。

    毎年、上記のことを繰り返しているのです。

    タカラダニはメスしか確認されておらず、受精が不要な
    単為生殖しているのではないかと言われています。


    スポンサードリンク

  • ・害はある?
  • この小さくて赤い虫は幼虫の時期にセミやクモに寄生して体液を吸います。
    大量にいると見た目は気持ち悪いですが、人間や動物に対しては刺したりという
    害はないとされています。

    この虫は潰すと、赤い汁(体液)が出て皮膚に付くと
    稀にですが発疹が出ることもあるとのことです。

    またセミやクモの体液を吸うので、ストロー状の器官を持っており
    稀に人の皮膚に刺さることもあるとのことです。

    直接触れることは避けた方がいいでしょう。

    関連記事⇒ ベランダにいる赤くて小さい虫は人間に害はある?発生原因、駆除方法

  • ベランダにいる赤い虫を退治したい
  • この赤い虫は放置しておいても6月下旬から7月頃にかけて自然と消えますが、
    その間は布団も干せないし何とか退治したいですよね。

    殺虫剤をぶっかけるか、水をぶっかけると
    一時的にタカラダニはいなくなります。

    しかし殺虫剤は残効性がないので、翌日にはまた次から次へと
    発生します。
    水も同じです。

    ベランダの手すりはお布団を干したりするから殺虫剤はちょっと・・・
    その場合は水をぶっかけるといいですね。

    でも集合住宅で水をぶっかけるのは無理という場合は、
    ティッシュかキッチンペーパーに水をたっぷりと含ませて
    拭き取ると一時的ではありますが、かなり虫は激減します。

    これじゃ毎年こんなことばかりするのは面倒ですよね。

    タカラダニが産卵するコンクリートのすき間や亀裂のあるところを
    高圧洗浄器で洗い流したり、残効性のある薬剤を塗り込んでおくと
    翌年からはタカラダニが寄り付きにくくなります。

    残効性のある薬剤なら「ノビマックス油剤」というのが強力でこれを使ったらタカラダニがいなくなったという口コミが多いです。


  • 家の中にタカラダニが入った場合の駆除は?
  • もし、家の中に入ってきたら市販の殺虫剤で駆除しましょう。

    市販の中でも「ピレスロイド系」の殺虫剤がおススメです。

    ピレスロイド系は人には無害で即効性があり、
    しかもタカラダニを寄せ付けない効果があるんです。

    窓枠なんかに吹き付けておけば、タカラダニの侵入を
    防ぐことができます。

  • ・まとめ
  • 毎年5月~6月にかけて主にベランダに現れる赤くて
    小さい虫(タカラダニ)は7月頃になれば自然と消滅して
    見なくなります。

    しかし、この虫が出現している間は駆除したいですよね。

    赤い虫が産卵するコンクリートのすき間や亀裂の箇所を
    水で洗浄したり、残効性のある薬剤を塗り込んでおくとかしておけば
    翌年からは激減すると期待できますね。

    スポンサードリンク



    シェアする

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    フォローする