男の子が生まれて初めて迎える節句(端午の節句)、両親や
親戚などからお祝いをいただくことはありますね。
でも初節句のお祝いをいただいたら、お返しはどうしたら
いいのか迷うところではないでしょうか。
どういう時にお返しは必要なのか、のしの表書きなどについてお伝えします。
ぜひ役立てて下さい。
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●初節句(端午の節句)のお祝い返しは必要?
基本的に、子供の初節句には自宅に招待して食事をご馳走するのがお返しの意味になるのです。
しかし、遠方に住んでいて招待できないといった場合にはお返しは必要になります。本来は収入のない子供のお祝いにお返しは不要なのですが、
お返しをした方が丁寧ですね。
まずはお祝いをいただいてから2~3日中に手紙か電話でお礼を伝えます。
・お祝い返しはいつする?
お祝いをいただいてから3週間から遅くとも1ヶ月以内にはします。
あまり遅くなると相手に失礼になりますので注意が必要です。
相手の好みがわかれば、好みのものを贈るといいでしょう。
しかし、わからない場合は昆布、かつお、お菓子などがいいでしょう。
またカタログギフトでもいいでしょう。
金額はいただいた額の1/3~半額程度です。
●両親にも必要?
初節句のお祝いの席に両親を招待しているなら、それがお返しに
なっているのですが、帰り際に何かお土産程度のものを渡すと丁寧になります。
外食の場合は両親の食事代も負担することがお返しになります。
両親からのお祝いだと、数万円程度だと思いますのでそれなりに
お返しもしたいですね。
例えば、五月人形や兜・鎧の前で撮った子供の写真をフォトフレームに入れて
渡すと、子供にとっては祖父母になる両親は喜ぶはずです。
また日頃の子供の様子を録画してDVDにして渡しても喜ばれます。
感謝の気持ちを込めて孫の近況を両親に伝えると、いちばん喜ばれるでしょう。
●初節句のお祝い返しの熨斗はどうしたらいいの?
まず水引は紅白の蝶結びを使い、表書きは
「内祝」「初節句内祝」とします。
男の子の場合は「菖蒲」とすることもあります。
水引の下に子供の名前のみを書きます。
子供の名前は人には読んでもらえないこともありますので
できればフリガナをふっておくと親切です。
のしは毛筆で濃いめに書きましょう。
最近では、品物の包装紙の上にのしを上にかける「外のし」が多くなっています。
●まとめ
子供の初節句のお祝いをいただけば、お返しはした方が
いいのかと迷いますね。
初節句のお祝いに自宅に招待して食事などのおもてなしをした時は
基本的にそれがお返しになっています。
しかし、両親なら自宅に招待しても子供の写真なんかを渡せば
喜ばれます。
自宅に招待できなかった親戚や友人などには、いただいた額の1/3~半額程度の
品物を「内祝」としてお返しすることをお勧めします。