ペットボトルのお茶ってバッグの中に入れて持ち歩くことが
できるし便利ですね。
でもペットボトル1本のお茶を1回で飲み切れないことは
多いと思います。
飲み残しのお茶っていつまでに飲めば大丈夫なのでしょうか。
また飲みかけのお茶はどうやって保存しておくのがいいのでしょうか。
ペットボトルのお茶を飲むときに注意したいことなどを
まとめています。
目次 (クリックできます!)
・ペットボトルのお茶の飲み残しはいつまでに飲めばいいの?
一旦、口をつけたペットボトル飲料は飲みかけをそのまま放置しておくと
菌が増殖していくのはご存知かと思います。
この菌はいわゆる雑菌と言われるもので、口の中の食べかすが
ペットボトル内に入って発生します。
しかし、お茶はカテキンのおかげで菌の繁殖を抑えてくれます。
だからと言って安心するのはよくありません。
全く菌が発生しないわけではありません。
ペットボトルのお茶でも時間が経つと、浮遊物があるのを見たことが
あるかと思います。
ということは菌が発生しているということです。
ペットボトルの飲みかけのお茶は、遅くともその日のうちに
飲み切ってしまいましょう。
お茶よりも菌が増殖しやすいペットボトル飲料
菌の繁殖を促進する栄養分があるペットボトル飲料です。
その”栄養分”とは糖分です。
砂糖の入ったコーヒーやジュース、スポーツ飲料などですね。
また糖分を含むお菓子類を食べながらペットボトル飲料を飲むと
さらに食べ物の糖分も入って菌の増殖を促します。
口をつけて2時間後ぐらいから菌が発生します。
糖分を含む飲料は、お茶よりももっと早めに(4~5時間以内に)
飲み切ってしまうことが大切です。
菌による症状
飲みかけのペットボトルに発生する菌には
黄色ブドウ球菌や大腸菌もあり、これらの菌が体内に入ることで
発熱・下痢・腹痛・嘔吐といった食中毒の症状を起こすことがあります。
特に下痢が続くと、水分補給でポカリスエットが奨励されています。
またポカリスエットもペットボトルなので注意が必要です。
【参考記事】
・ スポーツドリンクの飲みすぎは良くない?カロリーゼロでは?1日の適量は?
・ ポカリの粉末 賞味期限切れは飲める?薄め方、水筒に入れるのは?
・ペットボトルのお茶の飲み残し 保存方法
菌は35℃~40℃ぐらいになると繁殖しやすくなります。
飲みかけのペットボトルのお茶は冷蔵庫で保存するのが望ましいですね。
冷蔵庫に入れてるからと安心はせずに、お茶でもその日のうちに
飲み切ってしまいましょう。
・飲むときの注意点
ペットボトルのお茶にしても直接に口をつけることで
菌が発生するので、コップに移して飲むことです。
残りは冷蔵庫で保管します。
直接に口をつけていなくても、ペットボトルを開封して空気に触れることで
菌の発生につながります。
コップに移して飲んだ場合も、残りはできるだけ早めに飲み切りましょう。
・まとめ
ペットボトルのお茶はカテキンの作用で菌の発生を抑制しますが
全く発生しないわけではありませんので、一旦口をつけた飲み残りは
その日のうちに飲み切ることが大切です。
直接に口飲みしないでコップに入れて飲むことで、菌の繁殖は
抑えることが可能です。
コップに入れた場合もペットボトルを開封して空気に触れるだけでも
菌は発生するので、できるだけ早く全部飲んでしまうことです。