そろそろお花見の季節ですね。
京都の醍醐寺の桜もその美しさは見事です。
毎年人気で遠方からも多くの観光客でにぎわっています。
醍醐寺の桜の見ごろや見どころ、アクセス方法や
混雑状況をお伝えいたします。
お花見をするなら醍醐寺がオススメです。
目次 (クリックできます!)
●醍醐寺 桜 時期と見どころ
醍醐寺は真言宗醍醐寺派の総本山で醍醐山全体がお寺となっています。
874(貞観16)年に、理源大師・聖宝が醍醐山上に草庵を結んだのが始まりです。
醍醐寺は世界遺産にも登録されています。
豊臣秀吉が家来や側室など1000人ほどでここの花見をしていたと言われています。
醍醐寺ではソメイヨシノ、八重桜、しだれ桜など約1000本もの桜が咲きます。
約3週間にわたって咲くので、満開の時期が違ってきます。
見ごろとなる時期は、3月中旬~4月中旬となります。
●見どころは?
<霊 宝 館>
総門を抜けると桜の並木道になっており、そのまま進めば
霊宝館内の大しだれ桜が見られます。
夜にはライトアップされます。
4月の1週目がちょうど見ごろです。
まるで空から降ってくるようなしだれ桜、霊宝館には国宝や重文、文化財などが
収蔵されています。
ただし、霊宝館は拝観料600円(中高校生は300円、小学生以下は無料)が必要です。
<三 宝 院>
醍醐寺総門の左手にある塔頭寺院、有名なのは回遊式庭園です。
豊臣秀吉が花見をするために自分で設計して作らせた庭園と言われています。
三宝院奥は広場でしだれ桜やソメイヨシノなどが見られるので、花見弁当なんて
いかがでしょうか。
こちらも4月の1週目が見ごろです。
また拝観料も必要です。(一般600円、中高校生は300円、小学生以下は無料)
<五 重 塔 前>
京都最古の木造建築物で、936年に醍醐天皇の菩提を弔うために建立、
951年に完成しました。
五重塔のあたりにも大きな桜があり、さらに奥には樹齢100年の大しだれ桜が
見られます。
こちらの開花時期は、少し早めで3月の最後の週が最も見ごろです。
五重塔の前には朱塗りの金堂、大ヤマザクラが見れます。
こちらも拝観料が必要です。(一般600円、中高校生は300円、小学生以下は無料)
醍醐寺の境内は無料なのですが、霊宝館、三宝院、伽藍(金堂・五重塔等)へはそれぞれ一般600円、中高生は300円の拝観料が必要です。(小学生以下は無料)
3つすべて拝観するなら1500円チケット(中高生は750円)、2つなら1000円チケット(中高生は500円)の購入がオススメです。
<豊 太 閤 花 見 行 列>
豊臣秀吉が淀殿、女房衆、家来など約1000人と花見をした様子を再現して
毎年4月の第2日曜日の13時から行われます。
桃山時代の装束を身につけた約200人が境内を歩きます。
三宝院が行列の出発点となり、行列が始まる1時間前から出発までは拝観が一時停止に
なりますので注意して下さい。
●醍醐寺のアクセス
醍醐寺までの行き方をご紹介します。
場所 : 京都市伏見区醍醐東大路町22
問合わせ先 : 075-571-0002
時間 : 9~17時(12月第1日曜の翌日~2月は~16時)
行き方 : JR・京阪六地蔵駅→京阪バス山科行きで15分、バス停:醍醐寺前下車、徒歩すぐ
京都市営地下鉄醍醐駅下車 徒歩10分
自動車 : 名神高速京都東ICから府道35・36号経由8km 20分
阪神高速山科出入口から府道117号経由4km 15分
駐車場 : あり (約100台分)5時間700円
●混み具合は?
やはり、花見の頃はかなり混雑するので電車やバスのご利用をお勧めします。
駐車場はありますが、約100台分だけですぐに満車になります。
特に土、日は混雑します。
また、近くにコインパーキングもありません。
平日なら少し空いているとのことです。
少しでも混雑を避けるなら、朝早くか夕方に行くことをお勧めします。
●まとめ
花見をするなら、ぜひ醍醐桜はおススメです。
醍醐寺は世界遺産にもなっており、豊臣秀吉が花見をしたとのことで
有名です。
霊宝館、三宝院や伽藍(五重塔や金堂など)の桜、豊太閤花見行列は必見です。
霊宝館、三宝院の桜の見ごろは4月の1週目、伽藍は少し早めの3月の最後の週ぐらいです。
豊太閤花見行列は、4月の第2日曜日の13時に出発です。
桜を見ながらお弁当を食べるのもいいですね。