奈良公園は鹿がいることで有名ですね。
いつ行っても鹿はいるのでしょうか。
また雨の日でも鹿を見ることはできるのでしょうか。
鹿がいる時間帯や鹿と接するときに注意したいことを
お伝えします。
目次 (クリックできます!)
・奈良公園で鹿に会える時間帯、雨の日は?
奈良公園には約1200頭の鹿がいます。
鹿を見るなら昼間ですね。
朝8:30頃から夕方まで鹿はいます。
夕方には「泊まり場」と呼ばれるところに集められますので
やっぱりお昼の間に行くのが確実でしょう。
鹿せんべいが10枚で150円で販売されていますので
触れ合ってみてはいかがでしょうか。
奈良公園のあちこちで販売されています。
その他にも鹿と触れ合えるチャンスはありますよ。
・小鹿の公開
毎年4月になると、200頭ほどの鹿が「鹿苑」に保護され、7月頃までに
生まれた赤ちゃん鹿がお母さん鹿と過ごします。
しばらくすると、苑外でも鹿の親子を目にすることができます。
※ お母さん鹿は自分の子供を守ろうとしている時期なので
ちょっかいをかけたりしないで、静かに見守りましょう。
・鹿の角切り
角切りは、江戸時代から300年もの続く奈良の伝統行事です。
毎年、秋に行われます。
活発に走っている鹿を捕まえて角を切ります。
何だか残虐なように聞こえますが、鹿の角って
人間にとっても危険なので切ってしまう方が
いいのかもしれないですね。
春日大社内境内の「鹿苑」で行われます。
観覧は有料で、大人(中学生以上)1000円、子供(小学生)500円です。
・鹿寄せ(しかよせ)
奈良の鹿愛護会が毎年2月~3月、7月~9月に奈良公園内飛火野で
行うイベントです。
愛護会のメンバーがナチュラルホルンを吹き、その音色で
鹿が集まってくる奈良の風物詩です。
集まってきた鹿にご褒美として、ドングリが与えられるのです。
見学は無料、15分ほどで終わります。
雨の日は鹿はいてるのか
やはり鹿だって雨の日は憂鬱みたいで、天気のいい日よりかは
少なくなります。
全くいないわけではなく、何頭かは公園に出てきて
草を食べたりしている姿が見られます。
雨の日に鹿が見られる場所は、木の下・春日大社など建物の下などですね。
どっちみち雨の日には観光客も少なく、鹿せんべいを売っている
売店も少なくなっています。
奈良公園に行くならお天気の良い日に限りますね。
・奈良公園の鹿にかまれることはあるのか、注意することは?
最近、鹿にかまれたという情報が増えているとのことです。
最悪の場合は、骨折までした人もいるとか。
中でも中国人の観光客が大半だということです。
鹿にかまれるのは、どうやら鹿せんべいの与え方に問題があるようです。
鹿にかまれないように注意したいこと
鹿にかまれないためには、どういう触れ合い方をすれば
いいのかについてお伝えしていきます。
最大限に注意したいのは、鹿にエサ(鹿せんべい)をやるときは
じらさないということです。
例えば、鹿と一緒に写真撮影するのになかなかうまくできず、
せんべいを与えずにいると、鹿もイライラして
噛みついたりします。
よく奈良公園の鹿が「おじぎをする」と言われていますが
これはお辞儀ではなく、「早くエサを与えろ!」と
人間に威嚇しているのです。
冬は鹿のエサになる草が不足して、常にお腹を空かせて
いるので、せんべいは素早く与えましょう。
また、鹿同士がケンカしているときは近寄らないように
しましょう。
・まとめ
奈良公園の鹿は、お天気のいい日の
昼間に多く見ることができます。
鹿にせんべいを与えるときは素早くしましょう。
なかなか与えないでじらしていると、噛まれたり
体当たりされたりすることがありますので
注意が必要です。