潮干狩りはお子様とか家族で行くと楽しいものです。
でもいつ頃に行くのがいいのか、できれば無料でできる
ところがいいけどあるのか、何を持って行けばいいのか、
特に初めてだとわからないことが多いですね。
潮干狩りをするのにベストシーズンはいつ頃か、全国の主なエリアで
無料でできるスポットや持ち物は何が必要なのかをお伝えします。
ぜひ役立てて下さい。
目次 (クリックできます!)
●潮干狩りのベストシーズンっていつ?
潮干狩りをするには海水温度、潮の引く時間、採る貝の大きさや味を考える必要があります。
潮干狩りで採る貝は主にアサリですね。
貝は年中採ることができるのですが、時期によって中身がスカスカのことも
あるんです。
春になると気温も水温も上がり、潮の引く時間も少しずつ長くなります。
でも3月のうちはまだ水温も低めなので潮干狩りには適していません。
4月~5月中旬ごろが潮の引く時間も長くなるので潮干狩りには最適です。
ゴールデンウィークに行くのもいいですね。
5月は昼間に引き潮が大きくなります。
これに対して秋には夜に引き潮が大きくなるので、やっぱり4月から5月が
向いていますね。
海上保安庁が毎年『潮干狩りカレンダー』を公開していますので参考に
なると思います。
潮干狩りのメインであるアサリは7月~8月にかけて産卵期で、そのために
体内に栄養が溜まっているのが4月下旬~5月中旬となります。
この時期のアサリは中身もたっぷりと詰まっていて美味しいです。
潮の引く時間やアサリの美味しい時期を考えると、潮干狩りをするのは
ゴールデンウィークが最適 ということになります。
ゴールデンウィークなら長期で休みを取れる人も多いと思いますので
遠出して潮干狩りを楽しめるのではないでしょうか。
●潮干狩りが無料でできるスポット
潮干狩りは有料のところと無料のところがあります。
できれば無料の方がいいですよね。
全国の主なエリアで無料でできるスポットをご紹介します。
●関東エリア
<稲毛海浜公園(千葉県)>
潮干狩りだけでなく夏には海水浴も楽しめます。
採れる貝・・・アサリ、バカガイ、マテガイなど
駐車場・・・有り(有料)
アクセス・・・JR根岸線「新杉田駅」、京浜急行線「金沢八景駅」から金沢シーサイドラインに乗り換えて
「海の公園南口駅」「海の公園柴口駅」「八景島駅」下車、徒歩2分
<日川浜海水浴場(茨城県)>
すぐ近くにはキャンプ場もあります。
採れる貝・・・ハマグリ
駐車場・・・有り(有料)
アクセス・・・JR成田線下総橘駅より車で約15分
<波崎海水浴場(茨城県)>
潮干狩りで毎年多くの人が訪れます。
採れる貝・・・ハマグリ
駐車場・・・有り(有料)
アクセス・・・ JR総武本線銚子駅から波崎海水浴場行きバス約10分、「波崎海水浴場」下車、徒歩5分
●愛知エリア
<新舞子〜日長川河口>
対岸にある新舞子マリンパークへと続く橋の下から、その北側の日長川の河口までが
潮干狩りができるエリアになっています。
採れる貝・・・アサリ
駐車場・・・有り((6/14~8/31は500円、それ以外は無料)
アクセス・・・名古屋鉄道常滑線新舞子駅より徒歩5分
<矢作川下流>
地元の人に人気があり、潮干狩りの時期には地元の人で賑わいます。
採れる貝・・・アサリ
駐車場・・・有り
アクセス・・・名古屋鉄道三河線碧南駅から徒歩25分
<豊川河口>
アサリが採れることで有名で地元の人に人気があります。
採れる貝・・・アサリ、赤貝
駐車場・・・周辺に有り(専用駐車場は無し)
アクセス・・・JR東海道本線愛知御津駅から徒歩約25分
●関西エリア
<御殿場海岸(三重県)>
三重県津市にある海岸で、 潮干狩り用の道具をレンタル できます。
採れる貝・・・アサリ、バカガイ、マテガイなど
駐車場・・・有料(1,500台)、無料(300台)
アクセス・・・JR津駅・近鉄津駅から三重交通バス米津・香良洲行き、乙部朝日経由天白・米津行き、
柳山経由サンバレー・米津行きで20分、御殿場口」または「米津下車」下車、徒歩5分
<赤穂の丸山海岸(兵庫県)>
アサリとタコが採れ、キャンプ場もあります。
採れる貝・・・アサリ、タコ
駐車場・・・無料
アクセス・・・ JR坂越駅から車かタクシーで約10分
<香良洲海岸(三重県)>
伊勢湾に面しており、穴場スポットとなっています。
夏には海水浴も楽しめます。
採れる貝・・・アサリ、バカガイ、マテガイなど
駐車場・・・無料
アクセス・・・ JR・近鉄津駅から香良洲公園行きバス約35分「北浦」下車
●福岡エリア
<白石海岸>
少し小さめのスポットですが、天然のアサリが採れることで有名です。
採れる貝・・・アサリ、マテガイなど
駐車場・・・無料
アクセス・・・JR西日本工業大学前駅から車で約10分
<和白干潟>
アサリが場所によっては大量にとれたり、またとれなかったりします。
野鳥や海浜植物なども生息しています。
採れる貝・・・アサリ
駐車場・・・無し
アクセス・・・ JR香椎線和白駅から下車徒歩約5分
<浜の宮海岸>
遠浅の海岸で、ここでとれるアサリは甘味があって美味しいと有名です。
採れる貝・・・アサリ
駐車場・・・無料
アクセス・・・ JR椎田駅より徒歩5分
●潮干狩りに必要な持ち物
潮干狩りに必要な持ち物をご紹介します。
・熊手
まず地面を掘るのに必要です。
先の尖った物の方が掘りやすいのでお勧めです。
・バケツ
なるべく蓋の付いている方がお勧めです。
採った貝を持って帰るのに使います。
砂抜きのために海水も入れます。
・網
採った貝を保管するのに使います。
網目の大きい方が砂を落せます。
・保冷材
持って帰る途中で気温が高かったりすると、採った貝がダメになるので
冷やします。
・長靴
普通の靴だと海水が入るので、長靴があると便利です。
●まとめ
潮干狩りに行くなら、4月~5月中旬ごろがオススメです。
その頃になると、ちょうど気候が良くなり潮を引く時間も長くなります。
ゴールデンウィークを利用して遠くのスポットに家族で潮干狩りに
行くのも楽しいのではないでしょうか。