睡眠不足は体に不調を起こしがちになります。
睡眠と肌も関係があるようです。
理想の就寝時刻や睡眠時間を意識するように
心がけましょう。
目次 (クリックできます!)
・睡眠不足だと肌荒れを起こすのか?
まず睡眠不足になると、肌機能が低下して肌の新陳代謝が乱れるようになります。
古くなった角質が残り、毛穴詰まりが起こります。
成長ホルモンが睡眠中に分泌されるのですが、筋肉や内臓などの成長の促進は
もちろん、 肌を再生させる 役目もあります。
したがって睡眠不足になると、成長ホルモンの作用が乱れて肌細胞が傷付いた状態で
老化が進み、ニキビや吹き出物などの肌荒れを起こします。
また睡眠が少ないと、自律神経のバランスも崩れ肌が脂っぽく皮脂分泌が増加します。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、睡眠と関わるのは副交感神経の方です。
寝不足になると、交感神経が精神・体と共に緊張状態にさせて男性ホルモンが
活性化されるのです。
このため肌が脂っぽくなって肌荒れの原因となります。
※ 交感神経
緊張状態を作り、体が活発に動いている時に作用します。
副交感神経
リラックス状態を作り、体が休息している時に作用します。
この二つの神経がバランス良く作用することによって、肌機能も規則正しくなります。
睡眠不足は肌の免疫力も低下させるので、肌荒れを起こしやすくします。
寝不足は体にも肌にも百害あって一利なしです。
・睡眠不足で肌荒れになったときのおススメ解消方法とは?
食べる物から改善していきましょう。
1日3食は栄養バランスの摂れた食事をすることが大切です。
脂っぽいものは控え、 野菜や果物を積極的に摂る ようにしたいものです。
またファーストフードも控えましょう。
朝と夜の1日に2回はきちんと洗顔して下さい。
ゴシゴシとこするのではなく、洗顔剤を泡立てて優しく撫でるように
洗顔しましょう。
・理想の就寝時刻や睡眠時間
睡眠は7~8時間 ぐらいは取りたいものです。
しかし、睡眠時間を取ればいいというわけではありません。
成長ホルモンが肌機能を正常にすることは前述していますが、その成長ホルモンの
分泌がピークになるのは睡眠に入ってから3時間なのです。
肌の再生が盛んになるのは、22時~午前2時だと言われています。
たとえ同じ7~8時間の睡眠でも、午前2時以降に就寝するのでは
意味がありません。
遅くても24時には就寝しておくべきです。
・まとめ
睡眠不足は成長ホルモンが正常に作用しなくなったり、
肌機能も低下させます。
身体にとっても肌にとっても百害あって一利なしです!
ただ睡眠時間を理想の7~8時間取ればいいというものではなく、
肌の再生が活発になるのは22時~午前2時と言われているので
せめて深夜12時には布団に入っておきたいものです。
日頃から脂っぽい食事は控え、野菜や果物を積極的に摂り入れながら
バランスのとれた食生活をしましょう。