春はお子様の卒業式が終われば、またすぐに入学式を
迎えますね。
祖父母、親戚、友人などから入学のお祝いをもらうことは
多いと思います。
しかし、気になるのがお返し。
入学祝いってもらったらお返しはするべきなのか
あるいは貰いっぱなしでいいのか、迷うところですね。
そのへんはどのように対応したらいいのかをお伝えします。
目次 (クリックできます!)
●入学祝いのお返しは必要?
子供が入園・入学の時期になると「入学祝い」を貰うことは
ありますが、 お返しは基本的に必要ありません。
でも「お礼」はきっちりと伝えるべきです。
御祝いをもらっているのに何も返事をしないのはマナー違反です。
幼稚園の子供でしたら、親が電話をするかお礼の手紙を書くのが
いいと思います。
電話の時は子供にも少しでも出させる、手紙の場合も一言でも
「ありがとう」という言葉を書かせると好印象になります。
祖父母や親戚の人から入学祝いを貰ったら、お返しというよりも
子供の元気な写真を送ると、先方も安心しますし喜ばれます。
幼稚園や小学校に入ったばかりの子供だと、入学祝いをくれた
祖父母や親戚を招いて食事会をして最後にみんなで記念写真を
撮るのもいいアイデアだと思います。
中学生以上の子供なら、本人にお礼状を書かせたりお礼の電話を
させるのが当然だと思いますね。
お返しはしないとしてもそれだけで十分にお礼の気持ちは伝わります。
また親戚や友人から入学祝いをもらったけど、相手にも子供が
いる場合はとりあえずはお礼だけ伝えて、相手の子供の入学の時にも
御祝いをするのがいいと思います。
入学祝いのお返しをするかどうかは、各家庭の考え方やその土地の風習もあると
思いますが、「お礼」だけは子供本人からも伝えるようにするのが最低限のマナーです。
よく家庭で話し合って、お返しをするかどうかは判断しましょう。
●品物でするなら何がいい?
入学祝いのお返しは一般的に不要といえども、やっぱり
何か品物でお返しをしたいと思うこともあると思います。
考え方やその土地柄もあり、何もお返しをしないでいると非常識だと
思われないかと心配になることもあるでしょう。
入学祝いのお返しを品物でするなら、どこの家庭にも喜ばれる消耗品が
オススメです。
・お菓子
小さい子供がいる家庭には、クッキーやキャンディの詰め合わせが
喜ばれます。
・飲料
やはり子供がいる家庭には、果汁100%のジュースや
カルピスが最適です。
・ジャム
朝食にパンを食べる家庭だと喜ばれます。
おしゃれなデザインのビンに入ったものがいいですね。
何をしていいのかわからければ、洗剤や石鹸などの消耗品がおススメです。
<避けたい品物>
現金、商品券、肌着、靴下などの下半身に身につけるものはタブーと
されています。
●入学祝いのお返しの相場、のしはどうしたらいい?
入学祝いのお返しをするなら、貰った額の3分の1~半額程度が相場です。
次にのしですが、紅白の蝶結びで表書きは「内祝」「御礼」「入学内祝い」とします。
下側に子供本人の名前を書きます。
ただしリボンでラッピングする場合は、のしは不要です。
時期・・・お祝いをいただいてから1ヶ月以内、もしくは入園式・入学式後の1ヶ月以内
御礼の電話や手紙は、お祝いをいただいてから2~3日のうちにしましょう。
また品物と一緒にちょっとしたお礼状を添えるといいでしょう。
●まとめ
入学祝いのお返しは基本的には不要です。
しかし、お祝いをもらったら必ず2~3日中にお礼の電話か手紙を出すのがマナーです。
御礼は子供本人から伝えましょう。
お返しをするなら、紅白の蝶結びの熨斗に表書きは「御礼」「入学内祝い」「内祝」と
して下側には子供の名前を入れます。
お返しに相応しいのはお菓子や洗剤など消耗品が最適です。