よく右脳教育って言いますが、どういう教育のことを
言うのでしょうか。
子供が生まれたら、早くから右脳教育を受けさせた方が
いいと言われますが実際はどうなのか、またそれによる
弊害というかデメリットもお伝えします。
世間で言われていることを鵜呑みにするのもどうかと
思いますね。
目次 (クリックできます!)
・右脳教育って?
人間の脳には、左脳と右脳があるんですね。
左脳は、計算や言語など意識的な思考をする脳
右脳は、暗記や無意識な感覚、直感的な思考をする脳
このように言われています。
右脳教育は瞬間的にカードを見せるフラッシュカードが代表的ですね。ドーマンが開発したドッツカードがよく知られています。
このドッツカードとは、点で描かれたカードが1から100まであって
これを1枚につき1秒程度で見せていくのです。
これがフラッシュカードですね。
瞬間的な記憶力を養うものです。
フラッシュカードは七田式が有名ですね。
あと 絵本の読み聞かせも右脳教育になります。 になります。
天才だと言われる人は右脳が発達しているのはもちろんですが
右脳と左脳のバランスがとれているんです。
・幼児に右脳教育は必要?
子供は生まれてから3才までは、右脳がよく発達します。
右脳が発達している時期に右脳教育をすれば、能力がアップしやすいのです。
大人になってからだと、右脳の能力を伸ばすのは難しくなります。
3才ぐらいまでだと物事をどんどん吸収していき、感性が磨かれて
さまざまな能力がつきます。
例えば、記憶力の才能、集中力、芸術的才能、音楽的才能ですね。
人間の脳は3才までに約80%形成されます。
3才を過ぎると、左脳が発達してくるようになるので
その前に右脳教育をするのがベストなのです。
右脳教育をするには七田式が最適ですが、自宅でもできるのが
ありますよ。
「七田式」や「はっぴぃタイム」についての詳しい情報はこちら
・デメリットは?
フラッシュカードなどの右脳教育を子供も楽しんでいるなら
いいですが、親の意思で子供が楽しんでいるわけではなく
次々と教育をされれば、大きくなってからどうなると思いますか。
おそらくすぐにキレやすくなったり、情緒不安定、受け身に
なってしまいます。
集団行動が苦手、協調性にも欠けるようになります。
また、常に大人の顔色を見るようになり自分のためではなく
大人を喜ばせるために努力するようになります。
やはり、これらのデメリットにならないためには無理強いを
しないことが大切です。
・まとめ
子供は生まれてから3才までは、右脳が発達するので
その時期に右脳教育をすると様々な能力が身に付くように
なりますが、無理強いはしないことです。
子供は楽しむことを知らずに大人の意思で次々と教育をされると
人間性にも欠け、人との付き合いにも支障をきたすように
なります。
右脳教育は事前に準備されたものを与えるのであり受け身に
なりがちなので、自発性を必要とする遊びも取り入れることが
必要なのです。