お子様の初節句のお祝いに食事会を行うご家庭は
多いですが、食事会はしないというのはマナー違反
なのでしょうか。
仮に食事会をするとしたら予算はどれぐらいにするのが
普通なのか、また食事会の費用って誰が負担したら
いいのかについてまとめました。
目次 (クリックできます!)
・初節句の食事会はしないのはダメ?
まず「初節句」とは、お子様が生まれて初めて迎える節句のことですね。
男の子なら5月5日の「子供の日(端午の節句)」、
女の子なら3月3日の「ひな祭り」ですね。
初節句はお子様の健やかな成長と厄除けを願ってお祝いします。
さて、初節句のお祝いに食事会は絶対やらないといけないと
いうものではありません。
義両親も実両親も遠方に住んでいる場合
この場合は無理にやらなくてもいいでしょう。
家族だけでお祝いをすればいいわけです。
しかし初節句のお祝いをいただいているなら、後日にお子様の
写真と御礼の手紙を送るようにします。
どちらかの両親が遠方に住んでいる場合
もう片方の両親が近くに住んでいるのであれば、食事会を
考えた方がいいでしょう。
遠方に住んでいる両親にも声をかけてみましょう。
もし声をかけて、遠方だから無理だということになれば
それでいいでしょう。
その場合は近くに住んでいる両親を招いて食事会をすれば
いいわけです。
どのように食事会をすればいいのか、まずは近くにいる両親に相談して
みるといいでしょう。
両家とも近くに住んでいる場合
やはり両家とも近くに住んでいるなら、初節句に食事会をしないのは
まずいでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんにとっては孫の顔は見たいものなんです。
初孫だと尚更ですね。
まずは食事会について両家の両親に相談するといいですね。
初節句の食事会をする場所は?
元々は夫婦の自宅に両親を招いて行うことが多かったですが
最近は住宅事情の関係で両家の両親を招くには部屋が狭いと
いうこともあって、お店でするケースも少なくありません。
✅お店でする場合
お店でする方が準備とか後片付けがないので
楽ではないでしょうか。
お子様のことを考えると、時間帯はお昼ご飯に合わせて
するのがいいですね。
お店は会席料理店、中華料理店、お寿司屋さんが一般的です。
個室を予約するのがいいでしょう。
✅自宅でする場合
もちろん、自宅でするのも構いません。
生後まだ数か月の赤ちゃんだと泣きだした時など
自宅の方が安心ですしね。
自宅でするなら、お寿司の出前を取るのも良し、
あとは2~3品ほどの手料理を出すといいでしょう。
・女の子の場合(3月3日、桃の節句)
桃の花を飾ります。
桃の花には、長寿と厄払いの意味があります。
「ひなあられ」や「ひしもち」は定番ですね。
ひなあられ、ひしもち共にピンク、白、緑色ですが
この色にも意味があるんです。
ピンクは健康、白は清らかさ、緑は生命力を意味します。
手料理はちらし寿司、はまぐりのお吸い物がいいでしょう。
・男の子の場合(5月5日、端午の節句)
菖蒲を飾ります。
菖蒲には「たくましく育って欲しい」という願いが
込められています。
柏餅を食べるのが定番ですね。
柏餅の葉には「子孫繁栄」の意味があります。
手料理は赤飯、煮物、お吸い物などがおススメです。
ちなみに我が家の場合は男の子、自分の自宅で初節句の食事会を行い、
ローストビーフとラタトゥイユ(野菜の煮込み)を作り、
お寿司の出前を取りました。
初節句の食事会をする時期はいつ頃がいい?
基本的には生まれて初めて迎える初節句の時に食事会をします。
ですが、生まれてまだ2~3ヵ月だとか生後間もないなら
翌年に食事会をして初節句のお祝いをするといいでしょう。
次に細かい日取りですが、必ずしも3月3日あるいは5月5日に
合わせる必要はありません。
招待する祖父母の都合もあるわけなので、女の子なら3月3日前後
男の子なら5月5日前後に行うことが多いです。
一昔前なら大安とか友引の日に行うのがいいとされていましたが
現在ではこだわらない人が多いですね。
・初節句の食事会の予算
やはりお店の個室を利用すると、
飲み物代も込みで一人当たり8千円~1万円が相場となります。
経済的にも余裕があるなら、お店での食事会の方が楽ですよね。
できるだけ予算を抑えようと思えば、自宅での食事会の方が
安くつきます。
特に飲み物なんかはディスカウントショップで購入すると
安上がりですね。
・初節句の食事会の費用は誰が負担する?
祖父母から初節句のお祝いをいただくと思います。
食事会に祖父母を招待するのは、お祝いをいただいたお礼(お返し)の
意味があります。
ということは食事会の費用を負担するのは基本的には
子供の親ということになります。
自宅で食事会を行う場合なら、親が事前に買い物に行って
手料理でもてなしをします。
お店で行う場合は、段取りは親がして、支払いは祖父母という
ケースも多々あります。
若い夫婦だと経済的にきつい場合が多いようです。
お店を利用する場合は、支払いについて両方の祖父母と
相談するといいですね。
・まとめ
初節句にはぜひ祖父母を招待して
食事会を行うのが理想的です。
しかし、祖父母が遠方に住んでいるなどの事情で
行うのが難しい場合は仕方がありません。
食事会は基本的に子供の親が段取りして、費用も負担します。
若い親にとっては経済的負担が大きいということもあるでしょう。
負担を抑えるには自宅での食事会がお勧めです。