お世話になったあの方にお中元を贈りたいけど、
いつ頃にしたらいいのか、また金額の相場は
どのくらいなのか、相手に失礼のないように
したいものですね。
逆にお中元を頂いた場合、お礼状はいつ頃に
どのように書いたらいいのか、
そういったマナーもきちんと知っておきたいものですね。
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・お中元はいつからいつまでに贈ったらいいのか?
お中元を贈る時期は地域によって若干の違いはありますが
、一般的には6月下旬から7月中旬 です。
主な地域の時期は以下のとおりです。
・東日本・・・6月末~7月初め
・西日本・・・7月初旬~8月初め
となっていますが、ほとんどの地域では
7月初め~中旬頃まで(土用の前まで)にするのが
一般的なようです。
それ以降になると、暑中見舞い、
立秋をすぎると、残暑見舞いとして贈るのが普通です。
百貨店などでは5月末から早期のお中元申込みを受け付けて
いますが、実際に発送するのは6月の下旬以降です。
早期申込みだと、割引があるところが多くお得感はありますが。
もし相手の方にお中元が届く時期が不安でしたら、売り場の人に
聞いてみるといいですよ。
・金額はどのくらいにしたらいいの?
お中元の金額の相場は
3000円~5000円が一般的です。
日頃のどのくらいお世話になっているのかにもより、それに応じて
金額を決めればいいのです。
例を挙げてみますと、
友人・・・3000円
ご近所・・・3000円
夫や妻の実家・・・3000円~5000円
仕事関係・・・3000円~6000円
夫や妻の実家・・・5000円~10000円
仲人や媒酌人・・・5000円
子供の習い事の先生・・・3000円
兄弟やその他の親族・・・3000円~5000円
となりますが、20代や30代の若い人なら3000円、40代以降のご年配の人なら
5000円が一般的です。
会社など職場関係のところは中には贈り物といった
心遣いを一切禁止にしている場合がありますので
注意が必要です。
毎回金額を同じにする必要はありません。
お世話になっている度合によって、徐々に金額を
抑えていくのも問題ありません。
最も大切なのは感謝の気持ちです。
・お中元を頂いた時のお礼状の書き方
お中元をお世話になった人へ贈る場合もあれば、逆にいただくこともあると思います。
頂いた場合には、すぐにお礼状を書くか、遅くても翌日には
書くのが常識です。
最近ではパソコンが普及しており、手書きをする人が少なくなりましたが
字は下手でも 丁寧な手書きのお礼状は好感を持たれる ものです。
親しい相手なら、電話でお礼を述べるのもいいですが
やはりきちんとお礼状を出すのが丁寧です。
発送ではなく直接お中元の品を受け取った場合は、その場で
丁寧にお礼を言うのがマナーです。
お礼状の例文をご紹介します。
『暑中お見舞申し上げます。
このたびはご丁寧なお心づかいを頂き、誠にありがとうございます。
〇〇(品物)は私共家族全員の大好物で大変嬉しく存じます。
連日蒸し暑い日々が続いておりますが、体調など崩されませんよう
お気をつけて過ごされて下さい。
とりあえず書中にてお礼まで。』
このようにお礼の気持ちを伝えましょう。
・まとめ
お中元を贈る時期は6月下旬から7月中旬が
一般的です。
もしこの間に贈りそびれたら、暑中見舞い、立秋をすぎると、残暑見舞いとして
贈りましょう。
お中元の金額の相場は3000円~5000円が普通です。
お世話になっている度合によって判断しましょう。
一般的には20代や30代の若い人は3000円、40代以降の人は
5000円が相場です。
でも以前よりもお世話になっている度合が少なくなれば
金額をもう少し抑えても差支えはありません。
もしお中元を頂いたら、遅くても翌日にはきちんと
手書きのお礼状を出しましょう。
丁寧に手書きされたお礼状は好感を持たれます。