せっかく結婚が決まったものの、挙式2週間前に婚約破棄、
そしてその2年後に幸せになったという私自身の体験談を
お話していきます。
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・挙式2週間前に婚約破棄
まさか自分自身が婚約破棄になるなんて
思ってもみなかったことが起こりました。
30歳目前に知人の紹介で知り合った男性とお付き合いが始まり、
とんとん拍子で結婚が決まりました。
親同士の顔合わせから結納も済ませていました。
もちろん、結婚式の招待状も送付済みで職場関係、親戚、友人から
出席の返事をいただき、結婚式の準備をしていた頃でした。
婚約破棄になった理由
人によって婚約解消になる理由は様々ですが、
私の場合は相手の男性に精神障害があったことが原因でした。
それまでは相手に精神疾患があることなんて全然わからなかったですね。
どうしてそのことが発覚したかですが、結婚式の準備も最終段階に入った頃に
匿名で「お宅の婚約者の〇〇さんが精神障害があるのを知らないのですか?」という
内容の電話があったのです。
その時は私が結婚して幸せになることを妬んでいる人の嫌がらせかと
思っていましたが、それまでのその婚約者とのお付き合いを振り返ってみると
精神疾患とも思えるようなところがありました。
いまだにこの電話をくれた人が誰だったのかはわかりません。
例えば、気に入らないことがあると豹変してカッとなるところですね。
恋は盲目と言いますが、私がまさにその状態でした。
その人を好きになれば、誰が見てもあれっ?と思うようなところでも
見逃してしまうのだと痛感しました。
結納前に私の親が婚約者の実家周辺に聞き込みをしていたのですが、
精神疾患があるという情報は入りませんでした。
聞き込みも当てにならないと思いました。
結婚相手が過去に異性関係があったとしても現在は完全に切れていたり、
病気をしていても完治していて全く問題なければ婚約破棄とはならないでしょう。
でも私の場合、相手の精神疾患となればなかなか完治するものではないので
両親とも相談して破棄とすることにしました。
その頃はすでに職場関係、親戚、友人には婚約の報告をしていたので
辛かったですね。
親しい友人には事情を話しましたが、それ以外の人には「都合によって
婚約解消しました」と報告しました。
結婚式場をキャンセル
婚約解消と同時に結婚式を挙げる予定だった式場もキャンセルしました。
披露宴の時に着る予定だったドレスもキャンセルし、がっかりしました。
キャンセル料も少し発生しました。
結納金と婚約指輪を返す
式場のキャンセルを済まし、次は婚約者だった男性に結納金と婚約指輪を送り返しました。
その後すぐに相手からも結納返しで贈った腕時計を送り返して
きました。
結婚指輪はまだ購入していませんでした。
婚約破棄になった理由が相手の精神疾患によるもので、そのことを
私に明かしていなかったので結婚詐欺とも取れるのですが、
まだ籍にも入れてなかったので、慰謝料のことは考えませんでした。
30歳目前になってやっと結婚できると思っていたのに
こんなことになってとてもショックでした。
でも理由が理由なだけに不幸中の幸いだったと思うようにしました。
もし、何も知らずにあのまま結婚していたらもっと大変なことになって
いたかもしれないと思います。
・2年後に無事結婚
婚約解消になってから約1年後に知人から男性を
紹介されました。
その男性が今の主人です。
主人を紹介されて、その後しばらく交際が続き、結婚の話も進んで
お互いの親にも紹介、知り合ってから1年近くあったと思います。
今度は何事もなく無事に結婚へと至りました。
婚約破棄になってから約2年後のことです。
そして私は1児の母となり、幸せになることができて現在に至ります。
・終わりに
異性との交際から結婚へと話しが進んだら、
できるだけ親や友人にも会わせて客観的にも相手を判断してもらうことも
必要だと思いました。
これは男女どちらであってもです。
これから結婚される方々には失敗して欲しくありませんから。
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。