パサパサになったスポンジケーキをしっとりさせる方法、原因と対策

スポンジケーキを作ったけど、パサパサになってしまうことありませんか。
パサパサになったスポンジケーキをしっとりさせる方法をお伝えします。
また、パサパサになる原因と対策もお話しします。
パサパサになったスポンジケーキを復活させて、おいしくいただきたいですね。

意外と簡単な方法があるんですよ。

方法としては、スポンジケーキの表面にシロップを付けることです。

 
●シロップ
水 100cc
砂糖　30ｇ（グラニュー糖でなくてもＯＫ）
リキュールやエッセンス　香り程度

これらを混ぜて砂糖を完全に溶かします。
レンジを使えば、砂糖を早く溶かすことができます。

 
ハケかスプーンでスポンジケーキの表面にシロップをつけます。

シロップをつけた部分にラップを引っ付けるようにして、レンジに60秒ほどかけます。

シロップを付けた部分は、シロップが蒸発してパサパサになりやすいので必ずラップをします。

その後、スポンジが見えなくなるぐらいにクリームを塗ります。

クリームを塗った後はしばらく時間をおくと、クリームとシロップが馴染んでさらにしっとりするようになります。

 
ケーキのデコレーションに缶詰のフルーツを使うなら、缶詰のシロップをそのまま使うことができますね。

生クリームを塗るといいですよ。

市販ならホイップクリームの方が馴染み深いかもしれませんが、ホイップクリームはあっさりとしていて、あまりコクがありません。

ですので、ホイップクリームを塗ってもしっとり感はでにくいですね。

生クリームの使用をお勧めします。

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生クリームは乳脂肪が18％以上、乳脂肪のみからできています。

濃厚なコクがあります。

材料の分量が正確でない、スポンジの水分の飛ばしすぎ、ケーキのふくらみが足りないなどが考えられます。

私も自宅でスポンジケーキを作ったことがあるのですが、ぱさぱさになって失敗した経験があります。

私の場合、パサパサになった原因は材料の分量が不正確でした。

●材料の分量はレシピ通りにきっちりと合わせる
材料のバターや砂糖などの分量がレシピ通りでないと、膨らみにくくパサパサの原因になります。

 
●調理器具に水分や油分がついていないかチェックする
調理器具に水分や油分がついていると、スポンジがふくらまない原因になります。

 
●卵は常温のものを使う
冷たくなった卵は泡立ちにくいです。

使用するまでに冬場なら1時間前、夏場なら20分前に冷蔵庫から出しておきましょう。

 
●卵は温めながら泡立てる
卵白と卵黄は一緒にボウルに入れ、50度ぐらいのお湯で湯煎しながら泡立てます。
最初は白っぽくなるまで速く混ぜます。
あとは、大きな気泡を取り除くようにゆっくりと混ぜます。

 
●薄力粉は２回はふるう
20㎝ほど上から2回はふるいます。
スポンジをふわふわにするため、小麦粉に空気を含ませることが大切です。
1回では、十分に小麦粉に空気を含ませることはむずかしいです。

また、小麦粉を生地に入れる時も2～３回程度に分けて、全体的に振るいながら入れます。

 
●薄力粉と卵はさっくりと混ぜる
ゴムベラをボウルの横から下、下から上へとすくい上げて、薄力粉のダマがなくなるようにさっくりと混ぜます。
ダマが見えなくなっても、10回ぐらいは混ぜます。

 
●焼いたスポンジケーキはシロップを塗る
焼いたスポンジケーキの粗熱が取れたら半分に切ります。
乾燥を防ぐために上面と側面にシロップを塗り、その後クリームを塗ります。

スポンジケーキを作るときに注意しないと、パサパサになってしまいます。

小麦粉は2回振るうのもパサパサを防ぐためです。

材料の分量はレシピ通りに守り、卵の泡立て方も注意が必要です。

面倒がらずにきっちりとすることによって、スポンジケーキのパサパサを防ぐことができます。